北野山 真福寺 宝生院(大須観音)
名古屋随一の観音霊場として知られる街のランドマーク
大須の街への入り口。南側の仁王門をくぐろう
地下鉄鶴舞線大須観音駅の2番出口を出て南へ進むと、左手に大須観音の「西門」が待ち構える。ここからも本堂への道はつながっているが、境内を南側へ回ったところにある、鮮やかな朱色の「仁王門」が大須観音の入り口だ。門をくぐってすぐ右手に見えるのは「鐘楼堂(しょうろうどう、鐘を吊るすために設けられた建物)」。1966年(昭和41)、地元婦人会による寄進で造られた「華精の鐘(かせいのかね)」は、子どもたちの成長を祈る「母の愛」を象徴している。境内の東には大須商店街が続いており、大須観音は参拝客のみならず、年間を通して多くの観光客や地元の人々で賑わう。
大須観音の歴史は岐阜県から始まった
仁王門をくぐり、正面の階段の先に見えるのが本堂だ。もとは、1333年(元弘3)に美濃の大須(現在の岐阜県羽島市)に建てられた大須観音。水害などの影響で次第に荒廃が進み、1617年(慶長17)に大須観音は名古屋城下へと移転された。徳川家康は名古屋を建設・経営するにあたって、大須観音の由緒と1万5000冊の書物を所蔵する寺宝「大須文庫(おおすぶんこ)」の存在を知り、第一に移転を行ったとされている。その後、大火や戦災により二度焼失したものの1970年(昭和45)に再建。現在も大須の街を見守り続けている。時代の荒波を乗り越えた大須観音に足を運んだならば、ぜひ本堂へ参拝しておこう。
祈祷は毎日開催。自動車祈祷も可能
大須観音では、毎日午前9時と午後3時(特別行事により変更する場合あり)に「お護摩祈祷(おごまきとう)」が行われ、申し込みをすれば誰でも参加可能だ。聖観世音菩薩の前で、人間の煩悩を表す「護摩木(ごまき)」という薪やお供え物を焼き尽くし、本尊を供養。厄除け、家内安全、商売繁盛などの御利益がある。ほかにも、自動車祈祷(予約制)への参加や、入試合格・学業成就も祈念できる。また、境内の東にある「宗春爛漫」(大須西地区からくりモニュメント)では、1日5回の演技を披露。「芸どころ名古屋」の基礎を作り上げた、7代藩主・徳川宗春(とくがわむねはる)を題材とした煌びやかな衣装に身を包んだ人形は見ものだ。
行事への参加や商店街の散策もおすすめ
毎年多くの祭りやイベントも開催。毎月18日、28日の縁日では骨董市が開かれ、境内にはさまざまな出店が立ち並ぶ。普段とは違った大須観音の雰囲気を味わえるだろう。さらに、東に隣接する大須商店街では、新しい文化と昔ながらの街並みを楽しめる。大須観音への参拝と合わせて、一日ゆっくりと街を散策することも可能。地元名古屋ならではのグルメや雑貨店でのショッピング、大須演芸場で寄席や落語を楽しむなど、魅力あふれる商店街にもぜひ立ち寄ってほしい。
スポット詳細
- 住所
- 愛知県名古屋市中区大須2-21-47 地図
- エリア
- 大須・金山エリア
- 電話番号
- 0522316525
- 時間
-
[本堂]6:00-19:00
[寺務所]9:00-17:00 - 休業日
- 無休
- 駐車場
- なし
- クレジットカード
- 不可
- 電子マネー/スマートフォン決済
- 不可
- Wi-Fi
- なし
- コンセント口
- なし
- 喫煙
- 不可
情報提供: ナビタイムジャパン
- アニメスポット情報
-
らき☆すたの18話にて、パトリシア・マーティン(パティ)が紹介したオタク三大聖地のひとつのモデルであると言われている。
※ナビタイム調べ
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クチコミ
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- 繁華街にある大寺院
- 地下鉄の大須観音駅からすぐ。1333年創建の真言宗智山派の寺院。1612年に現在地に移転。本尊は聖観音。境内入口には大きな仁王門。本堂(大悲殿)は1970年築で鉄筋コンクリート造。向拝には巨大な提灯がぶら下げられている。本堂向かって左手には十二支の守り本尊を祀る普門殿がある。大都会の繁華街に位置しており、御堂は大きいが京都の寺院のような情緒はない。
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- 大須のランドマーク
- 大須のランドマークと言えば、やっぱり大須観音。真言宗の寺院。青空に映える、朱塗りの仁王門。ムキムキゴリマッチョの金剛力士像が、出迎えてくれる。参拝客は、老若男女様々。地元民、旅行者、さらに外国人観光客と、平日でも結構な賑わいだ。大階段を上がって、本堂へ。楽しい旅になりますようにと、手を合わせた。
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- 正月過ぎの人出
- 正月明けの週末に行きました。まだ初詣の人出があり参拝は行列になっていました。地下鉄駅からも案内があり、わかりやすい場所だと思います。以前来たときも1月でしたが、月末だったのでここまで人は多くありませんでした。近くに賑やかな参道商店街もあります。
TripAdvisorクチコミ評価
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