竜頭ノ滝

四季の移ろいも美しい奥日光の名瀑

華厳ノ滝と湯滝と並ぶ奥日光三名瀑のひとつで、戦場ヶ原を流れてきた湯川が、中禅寺湖に注ぐ手前に形成されたもの。滝壺付近が岩によって二分され、岩が竜の頭、滝がヒゲに見えることからこの名がついた。観瀑台から圧巻の光景を間近に眺められる。

夏季は深く鮮やかな緑に包まれる竜頭ノ滝} 夏季は深く鮮やかな緑に包まれる竜頭ノ滝

滝上から滝壺にいたる眺望の変遷も楽しめる

霊峰・男体山の噴火によってできた階段上の溶岩の上を、約210mにわたって流れ落ちる渓流瀑・竜頭ノ滝。駐車場から茶屋を抜けたところにある観瀑台からは、岩によって二分された美しくも豪快な滝つぼの景観を楽しめる。赤紫色のトウゴクミツバツツジが咲き誇る5月下旬-6月上旬頃の眺望は特にすばらしい。ほかにも、初夏の新緑、秋の紅葉、冬の雪景色と、季節ごとに異なる趣ですばらしい景色を見せてくれる。奥日光の紅葉はここから始まるといわれており、古くは「紅葉の滝」とも呼ばれてきたそう。時期としては例年10月初旬-10月中旬といったところだ。

遊歩道中間地点付近からの水流も圧巻} 遊歩道中間地点付近からの水流も圧巻

遊歩道からは、溶岩を流れ落ちる水流と中禅寺湖が

茶屋の右手からは滝上まで続く遊歩道があり、この渓流に沿って滝を眺めながらの散歩もオススメ。中間付近では溶岩を勢いよく伝う豪快で豊かな水流が、滝上からは中禅寺湖を遠望する絶景が待っている。滝壺から滝上までのんびり歩いて15分ほど。滝上にも駐車場があるので、どちらからでもアクセスできる。

滝上からの眺め(10月初旬撮影)} 滝上からの眺め(10月初旬撮影)

蕎麦も団子も。「龍頭之茶屋」でひと休み

竜頭ノ滝の観瀑台周辺で営む「龍頭之茶屋」では、飲み物やソフトクリーム、和菓子などの甘いものから蕎麦、うどん、雑煮などの食事メニューも提供している。散策に疲れたらひと休みするのにちょうどいい。湯波やレモン牛乳などご当地名物を使用したソフトクリーム(350円)もある。もちもちした看板和菓子の「施無畏(せむい)だんご」もオススメ。銘菓「ひぐらし餅」付きの抹茶や清流でいれたコーヒーも味わえる。

コーヒースタンドの「旅情庵」やお土産処が集まる龍頭之茶屋} コーヒースタンドの「旅情庵」やお土産処が集まる龍頭之茶屋

名物「施無畏だんご」。みたらしとおぐらの2種類がある} 名物「施無畏だんご」。みたらしとおぐらの2種類がある

スポット詳細

住所
栃木県日光市中宮祠 map map 地図

情報提供: ナビタイムジャパン

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