日光二荒山神社中宮祠
男体山から降りそそぐパワーで運気上昇!
奈良時代創建の古社
勝道上人(しょうどうしょうにん)による開山から、日光信仰の起源となった二荒山神社。境内は広大で、御神体山である男体山をまるごと含んでおり、登山道入り口も社殿の付近にある。祭神は良縁や開運の神である大己貴命(おおなむちのみこと)、安産や子宝にご利益があるとされる田心姫命(たごりひめのみこと)、交通安全などにご利益のある味耜高彦根命(あじすきたかひこねのみこと)。田心姫命は大己貴命の妃、味耜高彦根命は子であり、その親子三神をもって二荒山大神と崇められている。
創建は奈良時代と伝わっており、開創者は勝道上人。開山された2年後、784年(延暦3)に中宮祠が創建された。神仏習合の時代、中禅寺は中宮祠の境内に存在していたが、明治の神仏分離によって独立。中禅寺の本尊である十一面千手観世音菩薩像も、元はこの中宮祠に祀られていたのだ。それが台風によって中禅寺湖に流され、流れ着いた先に、現在の中禅寺立木観音がある、中宮祠から見て湖対岸。歌が浜という地域になる。その出来事がきっかけで中禅寺も歌が浜に建てられたという歴史が残っている。
価値ある建造物も多数
本殿や拝殿などの建物が国の重要文化財に指定されているほか、男体山への入り口である登拝門などがある。登拝門前の「唐銅鳥居」も国の重要文化財だ。山霊宮裏手にある樹齢1100年の御神木は、その「樹気」が周囲を清浄にして幸福をもたらすといわれている「いちい」の木で、一位と書く点からも縁起の良い木とされている。日光開山の歴史的観点からも重要な古刹。その価値を余すところなく体感しよう。
厄を払う「幸運の杜」へ。七福神にも出逢える
中宮祠には幸運を運ぶとされる「いちいの木」や拝殿前にある「良縁の松」などさまざまな木があるが、社務所前の「幸運の杜」へ足を運ぶと、さらにいろいろな木があっておもしろい。悩みを克服する御神木とされる「悩みカラ松」、天に向かってまっすぐそびえ立つ「まっすぐ杉」など、それぞれにありがたい言葉が綴られた木札がついているので、ぜひ着目してほしい。このエリア内では、厄を払うおまじないとして、文字を書いたかわらけを投げて割る「かわらけ割り」もできる。
さらに境内には幸運招来、子孫繁栄、金銀財福、厄災消除などそれぞれにご利益があるとされている、愛らしい七福神の姿も。男体山から降りそそぐエネルギーとさまざまな神様や御神木から得られる幸せパワーで運気アップを期待しよう。
スポット詳細
- 住所
- 栃木県日光市中宮祠2484 地図
- エリア
- 日光・鬼怒川・中禅寺湖エリア
- 電話番号
- 0288550017
- 時間
-
[4-10月]8:30-17:00
[11-3月]10:00-16:00
※共に宝物館拝観は30分前迄の入館 - 休業日
- 無休
- 料金
- [宝物館拝観料]500円
- 駐車場
- あり(20台)
- クレジットカード
- 不可
- 電子マネー/スマートフォン決済
- 不可
- Wi-Fi
- なし
- コンセント口
- なし
- 喫煙
- 不可
情報提供: ナビタイムジャパン