万座毛

崎/岬

壮大な景色が作り出す青の絶景

恩納村を代表する景勝地として知られ、東シナ海に面した断崖絶壁から美しい海を望む万座毛。2020年(令和2)には観光拠点施設「万座毛周辺活性化施設」がオープン。万座毛の自然や歴史について知識を深めることができる。

ゾウの鼻の奇岩は万座毛のシンボル的存在} ゾウの鼻の奇岩は万座毛のシンボル的存在

断崖絶壁から見渡す万座毛

万座毛の標識を目印に国道58号を北上し恩納北交差点を左折、一般道を700mほど直進すると万座毛周辺活性化施設の建物が見えてくる。毛(もう)とは沖縄の方言で原っぱのこと。1726年(享保11)に琉球王国13代国王、尚敬王(しょうけいおう)が国頭巡視の途中に訪れた際に、ここから望む景色に感動し「万人を座らせるに足りる毛(野原)」と称賛したことから万座毛と呼ばれるようになったと伝わり、琉球石灰岩の断崖絶壁から大海原を望むダイナミックな景観は恩納村を代表する景勝地として現在も親しまれている。中央の原っぱを囲むように300mほどの遊歩道が整備されており、風光明媚な景色を眺めながら散策を楽しむことができる。万座毛へは万座毛活性化施設内からのみ入場することができ、遊歩道通行券100円は発行当日なら何度でも観覧が可能だ。

遊歩道からの眺め。海風が心地良く開放感たっぷり} 遊歩道からの眺め。海風が心地良く開放感たっぷり

岬周辺に広がる雄大な自然を観察

万座毛活性化施設を出た先にある遊歩道は1周10分ほど、高低差が少なく車いすやベビーカーでも安心して見学できる。しばらく進むとゾウの鼻と呼ばれる奇岩が見えてくる。奇岩の周辺にはサンゴ礁と濃淡の美しい海が広がり、特に夏場は爽快に晴れた空の青とのコントラストがすばらしい。夕日スポットとしても知られ、夕暮れどきにはサンセットを目当てに多くの人が訪れる。遠くの景色だけでなく周囲の植物にも目を向けてほしい。ごつごつとした岩場や遊歩道のそばには、ハナコミカンボクやオキナワスミレといった沖縄固有の植物が生育。学術的に貴重なことから万座毛石灰岩植物群落として県の天然記念物に指定されている。

風が強い日は崖上まで波しぶきが飛んでくることも} 風が強い日は崖上まで波しぶきが飛んでくることも

万座毛周辺活性化施設でグルメやお土産を

万座毛を見学したあとは万座毛周辺活性化施設を巡ろう。3階建ての建物の1階にはインフォメーションのほか菓子や泡盛など定番沖縄土産を販売するショップ。2階には海ぶどう丼やサーターアンダギーといった地元グルメを味わえるフードコートがあり、ウッドテラスでは海を眺めながら食事も楽しめる。3階は展望所になっており遊歩道よりさらに高い位置から爽快な景色を見渡せるのでおすすめ。

休憩スペースも完備し、ドライブ途中の立ち寄りに便利} 休憩スペースも完備し、ドライブ途中の立ち寄りに便利

入り口を抜けると、和風モダンテイストな空間が} 入り口を抜けると、和風モダンテイストな空間が

スポット詳細

住所
沖縄県国頭郡恩納村恩納 map map 地図
電話番号
0989668080
時間
8:00-日没
料金
[観覧料]おひとり様100円
※未就学児無料
駐車場
あり(315台)

情報提供: ナビタイムジャパン

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最寄り

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