座間味島
世界が恋するケラマブルーの海が待つ島
那覇からわずか50分、日帰りでも行ける楽園
座間味島へのアクセスは、那覇の泊港から高速船で約50分、フェリーで約2時間。日帰りでも十分に楽しめる高速船は人気が高く、サマーシーズンは1か月前の予約開始後、すぐに満席になるので早めの予約が必要だ。同じ座間味村内にある阿嘉島(あかじま)からはフェリーや村内定期船で約15分でアクセスできる。島内での移動にはレンタカー、レンタバイク、レンタサイクルがあり、遊泳可能なビーチである古座間味ビーチと阿真(あま)ビーチへは、船の発着にあわせて村営バス(大人300円、小学生以下150円)も運行している。港の前には座間味村内で最も大きい座間味集落があり、お弁当などを販売している商店やパーラー、居酒屋、民宿、郵便局などが並んでいる。離島らしいのんびりとした雰囲気と島の時間を感じながら、散策してみるのもよいだろう。
海水浴からホエールウォッチングまで1年中楽しめる海
座間味島のメインビーチである古座間味ビーチは、800m以上続く白砂と透明度の高い海が美しく、ミシュラン・グリーンガイドの2つ星を獲得したこともある。また、港の西側にある阿真ビーチはウミガメに出合えるスノーケルスポットとして人気があり、キャンプ場も併設されている。そのほかにも島内にはいくつもの浜やダイビングスポットがあり、ケラマブルーの海で1年を通じてさまざまなマリンアクティビティを体験できる。また、慶良間近海はザトウクジラの繁殖地であることから冬(例年、1月頃-4月上旬頃)のホエールウォッチングもおすすめだ。2021年(令和3)10月には、座間味港の正面に国立公園ビジターセンター「青のゆくる館」がオープンし、島の自然や生物についてのガイダンスや、気をつけるべきルールなどの最新情報を気軽に得られるようになった。観光案内コーナーやカフェも併設されているので、休憩がてら立ち寄ってみよう。
海に入らなくても感動する絶景の展望台巡り
起伏に富んだ山道が多く、リアス式海岸が続く座間味島には、海に入らずとも絶景を望める展望台がいくつもある。座間味港から徒歩約15分でアクセスできる高月山展望台からは、目が覚めるような青さの阿護の浦(あごのうら)湾や慶良間諸島の島々を見渡すことができる。また、島の北西にある標高118mの稲崎(んなざち)展望台からは粟国島(あぐにじま)や渡名喜島(となきじま)を望むことができ、冬にはザトウクジラの姿が見られることも。さらに、西端にある女瀬の崎(うなじのさち)展望台や神の浜(かんのはま)展望台からは、日中は鮮やかなケラマブルーを、夕方には美しいサンセットを、夜には満天の星空を望むことができる。
スポット詳細
情報提供: ナビタイムジャパン