辺戸岬

崎/岬

沖縄本島最北端の岬

沖縄本島の最北端に位置する、2億年前の古い石灰岩が海食されて形成された断崖が特徴的な岬。「祖国復帰闘争」の記念碑が建てられた岬の先端付近まで遊歩道があり、天気が良いときには約22km離れた鹿児島県の与論島まで見渡すことができる。穏やかな青い海とは対照的な、切り立った岩礁に荒々しく波が打ち砕けるやんばるの自然美を間近に感じることのできる絶景スポットだ。

晴れた日には水平線の向こうに鹿児島県の与論島が見えることも} 晴れた日には水平線の向こうに鹿児島県の与論島が見えることも

断崖絶壁からなる沖縄屈指の絶景スポット

那覇空港から車で約2時間30分(高速道路を利用した場合)と、本島最北端の辺戸岬への道のりはかなりのロングドライブとなる。岬周辺には開放的な園地が広がっており、隆起したサンゴ礁の断崖絶壁から太平洋と東シナ海を一望できる沖縄屈指の絶景スポットであり、初日の出スポットとしても知られている。2019年(平成31)5月には新たな観光施設「辺戸岬観光案内所 HEAD LINE」がオープンし、やんばるの観光案内や資料、展望台があるほか、見晴らしの良いカフェでは食事も楽しめる。やんばるドライブをするならぜひ訪れておきたい場所だ。

沖縄がアメリカ統治下にあった頃は日本への復帰を願う活動が行われていた} 沖縄がアメリカ統治下にあった頃は日本への復帰を願う活動が行われていた

遊歩道を通って岬の風景を楽しむ

駐車場に車を停めて、遊歩道を通って岬の最先端エリアヘ歩を進めると、いくつかの記念碑やモニュメントがある。ここはかつて、沖縄の祖国復帰運動が行われた場所でもあり、最北の地には沖縄の本土復帰4年後に建てられた「祖国復帰闘争碑」が。沖縄の真の平和を実現するまで闘争し続ける決意が刻まれている。また、地元の人が信仰を寄せる拝所も置かれているので、静かに平和を祈りたい。辺戸岬は沖縄海岸国定公園に指定されており、やんばるの自然のままの海岸美を楽しむことができる。バリアフリーにも対応した遊歩道が整備されているので、高齢者やベビーカー、車いすでも安心して楽しめるが、尖った岩は足場が悪いので、柵がない場所には近づかないように。雨風が強い日にも十分に注意したい。

琉球石灰岩の岩肌に波が打ち付けるダイナミックな風景が広がる} 琉球石灰岩の岩肌に波が打ち付けるダイナミックな風景が広がる

駐車場にある辺戸岬観光案内所。展望台や見晴らしの良いカフェもある} 駐車場にある辺戸岬観光案内所。展望台や見晴らしの良いカフェもある

辺戸岬観光案内所HEADLINEでひと休み

帰路に着く前に、ロングドライブの疲れを「辺戸岬観光案内所HEADLINE(へっどらいん)」で癒やしておこう施設の1階には、国頭村、大宜味村、東村のやんばる3村の情報を入手できる観光案内所と、辺戸岬周辺の独特の自然、歴史、文化について知ることのできる展示コーナーがある。2階へ足を運ぶと約270度のパノラマビューが広がる「ふしくぶカフェ」が。辺戸岬の眺望をゆったり楽しみながら、やんばる産コーヒーや手作りスイーツでくつろぎたい。屋上の展望台からは、辺戸岬全体を眺めることができる。高いところからの景色を楽しみたい方は行ってみよう。

「仏の横顔」にも見える安須森御嶽(あすむいたうたき)を望む} 「仏の横顔」にも見える安須森御嶽(あすむいたうたき)を望む

スポット詳細

住所
沖縄県国頭郡国頭村辺戸 map map 地図
駐車場
あり

情報提供: ナビタイムジャパン

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アクセス

map map 地図

最寄り

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