二十四の瞳映画村

その他の名所

昭和の時代に迷い込んだようなレトロ体験を

映画『二十四の瞳』のロケセットを利用した観光施設。映画のシーンを思い出す数々のセットや小道具が見られるほか、映画を知らない世代の人も、レトロな空間で古き良き昭和の文化を感じることができる。

映画村のシンボルである木造校舎には、1987年(昭和62)の映画撮影当時をしのばせる小道具も展示されている} 映画村のシンボルである木造校舎には、1987年(昭和62)の映画撮影当時をしのばせる小道具も展示されている

あの名作の世界をそのまま体験

小豆島出身の小説家、壺井栄(つぼいさかえ)の小説『二十四の瞳』。島の分校に赴任した女性教師と12人の子どもたちとの交流を描いたこの小説はこれまで何度か映画化されているが、1987年(昭和62)公開の田中裕子主演の映画で使われたロケセットを改築・展示しているのがこの映画村だ。村内では昔ながらの木造校舎や昭和の漁村の町並みを見ることができるほか、映画『二十四の瞳』が常時上映されている「ギャラリー松竹座映画館」や、壺井栄の各作品の生原稿が展示されている「壺井栄文学館」などさまざまな施設がある。

壺井栄文学館には生前愛用していた調度品や生原稿が展示されている。入館無料} 壺井栄文学館には生前愛用していた調度品や生原稿が展示されている。入館無料

どこを切り取っても絵になるフォトスポット

木造校舎だけでなく、レトロな手描き看板のある小路や海を見渡す海岸、四季折々の花が咲く花畑など、村内には思わず写真を撮りたくなる場所がたくさん。花畑には、春はナノハナ、夏はヒマワリ、秋はコスモスがスタッフの手によって植えられ、木造のレトロな建物とのコラボレーションを楽しむことができる。また、外壁には日本映画黄金期の銀幕を飾ったスターたちのパネルを並べた巨大なパネルアートがあり、往年のスターと記念撮影することもできる。

全長54mに及ぶシネマアートウォール} 全長54mに及ぶシネマアートウォール

フィギュア製作で日本映画を支えた海洋堂のギャラリーショップもある} フィギュア製作で日本映画を支えた海洋堂のギャラリーショップもある

映画村ならではのグルメや小豆島土産

映画村を訪れたらぜひ食べてほしいのが給食セット。アルマイトの食器に揚げパン、カレースープ、冷凍ミカン、そして瓶入りの牛乳。思わず「懐かしい!」と声を上げてしまう昭和の定番給食メニューだ。また、村内にはブックカフェ書肆海風堂(しょしうみかぜどう)があり、こちらではレトロな瓶入りのドリンクやいれたてのコーヒーを楽しむことができる。二十四の瞳オフィシャルショップの「チリリン屋」では、オリジナルグッズをはじめDVDや書籍なども販売。また、小豆島の特産品も扱っているので、映画村を訪れた記念にぜひ立ち寄ってほしい。

昔懐かしい給食セット。牛乳はコーヒー牛乳に変更も可能} 昔懐かしい給食セット。牛乳はコーヒー牛乳に変更も可能

高峰秀子ギャラリーを兼ねた書肆海風堂。窓からは村内を見渡せる} 高峰秀子ギャラリーを兼ねた書肆海風堂。窓からは村内を見渡せる

チリリン屋の店内。オリーブオイルや佃煮を小豆島土産に} チリリン屋の店内。オリーブオイルや佃煮を小豆島土産に

道中の景色も楽しみながらドライブ

ほかの観光地からは少し離れた場所にあるが、海沿いの道を走る道中では小豆島らしい景色を楽しんでほしい。少しアップダウンはあるものの、電動自転車で訪れる観光客も少なくない。道中、右手に見える海は内海湾(うちのみわん)で、その名のとおり陸地に囲まれた内海なのでほとんど波がなく、まるで時間が止まったような穏やかな海の景色を眺めることができる。映画村は入村料を払えば村内の施設はすべて無料。村内のギャラリーでは定期的に企画展が開催されているのでそちらも合わせて楽しんでほしい。

スポット詳細

更新日:2024.04.26

住所
香川県小豆郡小豆島町田浦931 map map 地図
電話番号
0879822455
時間
9:00-17:00
休業日
無休
料金
[A期間(3/15-7/20)]大人900円、小人450円
[B期間(7/21-11/30)]大人1,000円、小人500円
[C期間(12/1-3/14)]大人850円、小人430円
駐車場
あり(150台)
クレジットカード
可(VISA、MasterCard、JCB、AMEX、銀聯、DISCOVER、Diners Club)
※2024年4月1日より利用可能
電子マネー/スマートフォン決済
可(Suica、PASMO、QUICPay、iD、nanaco、WAON、楽天Edy、PayPay、楽天ペイ、メルPAY、d払い、ALIPAY、FamipayWechatpay)
※2024年4月1日より利用可能
Wi-Fi
あり(free wi-fi)
コンセント口
あり(書肆海風堂カウンターのみ)
喫煙
可(屋外数ヶ所に喫煙スペースあり)
英語メニュー
あり
平均予算
【昼】1,001-3,000円
滞在目安時間
60-120分
車椅子での入店
可(屋内施設一部不可)
乳幼児の入店
可(屋内施設を除く)
ペットの入店
可(屋外のみ)
雨の日でも楽しめる
はい

情報提供: ナビタイムジャパン

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クチコミ

  • 昔風なお土産屋さんが立ち並ぶエリアでした
    2.0 投稿日 : 2023.05.25
    文学的センスゼロの小生なので、全く興味が無い場所ですが・・・団体行動なので仕方なく・・・予想通りのつまらなさ、単に古い昔の教室なんかがあるだけで、その映画も書物も全く見たこともなければ読んだこともないと云う身には退屈×2乗の場所。ソフトクリームたべてトイレ休憩しただけの場所でした。に、してもどこへ行っても同じように、オリーブ中心の土産物屋さんばかりが・・・映画と云っても、俳優さんすら殆ど知らないし...
  • 名作映画の世界に浸って昭和を楽しむ
    4.0 投稿日 : 2023.04.02
    存分に楽しめました。施設内に映画館があり『二十四の瞳リマスター版』が放映されていて、時間がたっぷりあれば観てから施設をまわるとロケセットや小豆島の風景がより身近に感じられるので是非。かすり着物のレンタル(500円)もオススメ!大人用子供用あります。一点、渡し船とのセット券をこちらで販売していなかったのが残念でした。岬側の観光客にとっては小豆島を満喫するために、あると嬉しいです。
  • 小豆島に来たら必見のスポット。
    4.0 投稿日 : 2022.12.02
    小豆島では必見スポットです。私は映画は観ていませんが、それなりに雰囲気を楽しむことが出来ました。映画を観たことがある方であれば、もっと楽しめたかも知れません。駐車場はかなり広いです。チケットは入口の有人窓口で購入します。映画村の中にも分教場はありますが、リメイクとなります。本物は700メートルくらい離れた場所にあり、別料金となります。せっかくであればどちらも行かれた方が良いので、オススメは、分教場...

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アクセス

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