揖保乃糸 資料館 そうめんの里
「揖保乃糸」の歴史や秘密が詰まった資料館へ
厳選素材と土地の美しい水が決め手のそうめん
播州地区の伝統産業である手延べそうめん「揖保乃糸」を深堀りした資料館。約600年の歴史と文化をもつ揖保乃糸のそうめんは、厳選された良質な小麦、播磨地方を流れる揖保川などの水、赤穂ブランドの塩を材料に作られた逸品。伝統的な製法で修行を積んだ熟練の職人たちがていねいに作り上げるそうめんは、ソフトな口当たりながらコシのある食感で、ツルッとしたのどごしを楽しめるのが特徴。定番の暑い季節だけでなく、秋冬にはにゅうめんとして一年を通じて親しまれている。
そうめん作りには細かい作業がたくさん
資料館には、模型やイラスト、映像での解説などがわかりやすく展示されている。建物の2階が展示スペースになっていて、まずは伝統的な手法を大型模型やパネルで解説してくれる。そうめんは生地作りから熟成倉庫に入庫するまさまざまな工程があり、明治時代にはすべての工程を手作業で行っていたという。基本的に冬から春にかけて製造され、現在も機械がすべてを行う訳ではなく、職人たちの経験からなる技術によって、手作業で行う工程が引き継がれている。展示室内ではそうめんに見立てた紐を使い、手作業の工程を体験することも可能だ。
揖保乃糸で食べ比べも楽しもう
そうめんの歴史や作り方を学んだら、1階の売店でお土産選びもはずせない。揖保乃糸のそうめんには帯の色別に等級があり、組合が選抜したわずかな職人しか作ることのできない最高級品で黒帯「三神」、12月から2月の厳寒期にしか作られない、こちらも黒帯「特級」、小麦本来の風味が広がるもちもち食感の紫帯「縒つむぎ」、2種の播州小麦をブレンドした緑帯「播州小麦」、全生産量のおよそ80%を占める定番の赤帯「上級」、5月と9月にしか作られず他種と比べても少し太い「太づくり」などがある。それぞれが売店に並び、揖保乃糸ブランドのうどんや中華麺など珍しい商品も見逃せない。
スポット詳細
- 住所
- 兵庫県たつの市神岡町奥村56 地図
- エリア
- 播磨(姫路・龍野・赤穂)エリア
- 電話番号
- 0791659000
- 時間
-
9:00-17:00(展示室の最終入館16:30)
[レストラン庵(そうめん料理)]11:00-21:00(L.O.20:00) - 休業日
- 月(祝の場合は翌日)、年末年始
- 料金
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【入館料】
[大人]300円
[中高校生]200円
[小人]100円
※団体割引あり(15名以上)
※障がい者割引あり(手帳をご提示ください) - 駐車場
- あり(70台)
- クレジットカード
-
可(VISA、MasterCard、JCB、AMEX、銀聯)
※レストラン・売店のみ - 電子マネー/スマートフォン決済
-
可(iD、WAON、楽天Edy)
※レストラン・売店のみ - Wi-Fi
- あり
- コンセント口
- なし
- 喫煙
- 不可
- 平均予算
-
【昼】1,001-3,000円
【夜】1,001-3,000円 - 滞在目安時間
- 30-60分
- 車椅子での入店
- 可
- 乳幼児の入店
- 可
情報提供: ナビタイムジャパン
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クチコミ
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- 展示室オススメです。
- 一階にレストラン、売店2階に有料の展示室がありました。大人300円。JAFカードで1割引砥峰高原から赤穂に向かう途中、ランチを済ませたあと、足を伸ばして立ち寄りました。2階の展示室を見学して、揖保乃糸は組合という事を初めて知りました。歴史や作業工程、ランクの違いなどがよく分かります。薬味は柚子胡椒なども合うそうなのでやってみようと思いました。「三神」を作れる人はごく僅か。細さや熟成の...
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- たつのに来たら、そうめん!
- 揖保乃糸の工場に併設されたレストランのようでした。数量限定のセットをいただきましたが、同じものを夫も注文したのですが、周りを見ると、大鉢に入った素麺を食べている人が多く、男性はこっちがいいかもしれません。夫は後悔していました。まずは、そうめんを!という方は、鯛そうめんなどが良いかも。鯛のあら煮と大鉢の素麺のようでした。メニューはいろいろあります。私が食べたものは、女性好みの小皿が色々付いたセ...
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