鴨川松島
青く透き通った海に囲まれた外房随一の景勝地
房総半島南部の太平洋側に、緑の小島が点々と浮かぶ鴨川松島。「日本三景」のひとつとして名高い宮城県の松島を思わせる、風光明媚な地であることからこの名が付いた。7つある小島は、鴨川港とその南の八岡海岸周辺に点在。2度の津波等によって陸地の一部が崩壊してできたもので、それぞれ荒島、弁天島、鵜島、雀島、波涛根(はっとね)島、猪貝(いがい)島、海獺(あしか)島と呼ばれている。長い防波堤の先端近くに浮かぶ荒島には、高さ11mの鴨川灯台が立ち「灯台島」とも呼ばれる。景色を楽しむなら、県道247号線沿いの鴨川松島バス停へ行ってみよう。そこから海岸まで歩いて下りれば、雀島を間近に見ることができる。ほかにも、少し離れた標高110mの魚見塚展望台からの眺めもすばらしいので、ぜひ足を運んでみたい。なお、鴨川松島は朝日の名所でもあり、元旦には多くの人々が初日の出を拝むために訪れる。海から昇る太陽は神々しく、島々がシルエットとなりまるで絵画のようだ。
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情報提供: ナビタイムジャパン