国土地理院 地図と測量の科学館
日本の測量技術と地図にまつわる歴史を学べる展示館
地図と、測量の歴史と技術をわかりやすく展示
地図がどのように作られているかを知り、測量が生活にどのように役立てられているかを学べる日本で初めての専門展示館。国土交通省国土地理院が運営している。館内は常設展示室、特別展示室、地球ひろばの3つに分かれており、ゲーム感覚で地図や測量に関して学べるように工夫されている。日本で近代測量がスタートした明治時代からを始まりに、パネルと専門機器を使い測量の原理を教えてくれる。貴重な「立体図化機」の展示のほか、東京中心部の巨大地図を年代ごとに順に展示することで江戸から令和の移り変わりを伝えている。20世紀初頭にドイツで使われていた古い測量機器から、昭和後期の測量用航空機「くにかぜ」などの実物もある。手で触れることのできるものや映像で解説するものも多く、地図記号クイズ、距離当てクイズなども用意されているので子どもたちも楽しめる。人の生活に欠かせない測量と地図を多方面から学ぶことができる。常設展示のほか、年に2〜3回のペースで企画展を開催している。
最古の地球儀などの貴重な品やショップではマニアックなお土産も
展示品には国土地理院の展示館ならではのものが多く、1492年(明応元)に製造された世界最古の地球儀のレプリカや、フランスの地理学者カッシーニの地球儀・天球儀などのレプリカもあり、ありとあらゆる方向から地図の魅力を伝えている。タッチパネル方式の古地図コレクションはとりわけ人気の展示物で、老若男女を問わず興味を引いている。お土産コーナーでは、古地図や世界地図のほか、地図カレンダーなど、マニア垂涎、たとえそうでなくてもつい欲しくなるグッズを多数販売。子どもの夏休みの宿題に役立つ資料などもある。公式サイトでは効率良く見学するための案内マップも配布しているので参考にしよう。
日本の大きさを体感できる屋外にある22mの巨大模型
屋外展示も見逃せない。「地球ひろば」にあるのは日本列島の球体模型。20万分の1の縮尺で、上に乗って歩くことで日本の大きさや丸みを体感できる。また、さまざまな国や角度から日本を見ることで、普段認識している日本列島の姿とは異なる見え方があることも実感できる。ほかに、人工衛星の電波をリアルタイムに受信している「電子基準点」も設置され、最新の測量技術を目の当たりにすることもできる。
スポット詳細
- 住所
- 茨城県つくば市北郷1 地図
- エリア
- 筑波・土浦・牛久・鹿島エリア
- 電話番号
- 0298641872
- 時間
- 9:30-16:30(入館受付16:00まで)
- 休業日
- 月(祝の場合は翌日)、年末年始(12/28-1/3)
- 料金
- [入館料]無料
- 駐車場
- あり
- 車椅子での入店
- 可
- 乳幼児の入店
- 可
情報提供: ナビタイムジャパン
- アニメスポット情報
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漫画・恋する小惑星1巻にて、地学部が夏合宿で訪れていた場所の一つ。
※ナビタイム調べ