わたらせ渓谷鐵道 大間々駅
100年以上の歴史を誇るローカル線でレトロな鉄道旅を楽しむ
開放感たっぷりのトロッコ列車で渓谷美を堪能
その名のとおり渡良瀬川に沿って山あいを縫うように走る「わたらせ渓谷鐵道」。新緑から紅葉まで、車窓に広がる四季折々の渓谷の景色が目を楽しませてくれる。特に本宿(もとじゅく)駅から水沼(みずぬま)駅にかけての古路瀬(こじせ)渓谷と、群馬県と栃木県の県境となる沢入(そうり)駅から原向(はらむこう)駅間の景色は息をのむ美しさだ。普通列車も趣があるが、観光にはトロッコ列車が断然おすすめ。窓ガラスがなく、爽やかな風を受けながら景色を存分に楽しめる。「トロッコわたらせ渓谷号」と「トロッコわっしー号」は土曜、休日を中心に運行しており定員制。桜と紅葉の季節は人気が高く、早めの予約が必須だ。
レトロな駅舎でタイムスリップ
わ鐵のルーツは足尾銅山で採掘された銅を輸送するために1911年(明治44)に開業した足尾鉄道。100余年の歴史を刻んできた鉄道施設も見どころのひとつだ。駅舎や鉄橋など沿線38施設が国の登録有形文化財となっている。富弘(とみひろ)美術館や草木(くさき)ダムの最寄り駅である神戸(ごうど)駅は、開業当時の趣が残る無人駅。木造平屋の駅舎は、ノスタルジックな雰囲気が漂う。上り線ホームには東武鉄道の古い特急車両を利用した「列車のレストラン清流(せいりゅう)」があり、途中下車して食事を楽しむ人も多い。
旅のお楽しみは、やっぱり駅弁!
鉄道旅のお供に欠かせないのが駅弁だ。わ鐵の名物は「やまと豚弁当」。レトロな掛け紙を取ると裏面が沿線ガイドになっている粋な仕掛け。トロッコ列車がデザインされた特製手ぬぐいも付いてきて得した気分になる。蓋を開ければ醤油タレのたっぷりかかった豚肉がお目見え。大間々にある岡直三郎商店(おかなおさぶろうしょうてん)の天然醸造醤油を使用したタレは、見た目よりあっさりとしていてやまと豚のうまみを引き立てる。いろいろな味を楽しみたい人には「トロッコ弁当」がおすすめ。駅弁は神戸駅の「列車のレストラン清流」で販売しており、電話で予約をしておけば神戸駅停車時に受け取れる。「トロッコわたらせ渓谷3号」の大間々~神戸間では車内販売もしているが、数に限りがあるため予約が確実だ。
スポット詳細
- 住所
- 群馬県みどり市大間々町大間々1375 地図
- エリア
- 東部エリア
- 電話番号
- 0277721117
- 時間
-
[始発下り]6:58
[始発上り]6:04 - 休業日
- 無休、トロッコ列車は指定日のみ運転(公式サイト要確認)
- 料金
-
【トロッコ列車整理券】
[大人(中学生以上)]520円
[こども(小学生)]260円
※乗車する区間に応じた乗車券が別途必要です。 - 駐車場
-
あり(60台)
※1日500円 - クレジットカード
- 不可
- 電子マネー/スマートフォン決済
- 不可
- Wi-Fi
- あり
- コンセント口
- なし
- 喫煙
- 不可(駅構内、車内は禁煙)
- 平均予算
- 【昼】1,001-3,000円
- 滞在目安時間
- 120分以上
- 車椅子での入店
- 可
- 乳幼児の入店
- 可
- ペットの入店
- 可(ケージに入れ、有料で持ち込み可)
- 雨の日でも楽しめる
- はい
情報提供: ナビタイムジャパン