金山総合公園ぐんまこどもの国

公園のシンボル、からくり時計。1時間ごとに演奏隊が飛び出す

年齢に応じて楽しめる遊び場がいっぱい！

のびのび走り回れる芝生広場をはじめ、多彩なアスレチック遊具におもしろ自転車に乗れるサイクル広場、木工作・陶芸を体験できる工房にプラネタリウムのある児童会館などなど。何から遊ぼうか、迷ってしまうほどの充実ぶりだ。20種類以上の無料遊具がそろう「ダイナミック広場」の目玉は、急斜面に沿って造られた複合遊具「冒険のとりで」。吊り橋やウォールクライム、ローラー滑り台などが組み込まれていて、足元から見上げればその大きさに圧倒される。4歳くらいまでの子どもには、かわいらしい遊具がそろった「幼児広場」や、秘密基地のようにトンネルが掘られた「かくれんぼの丘」もおすすめだ。充実した遊具もさることながら、豊かな自然も魅力のひとつ。公園奥に広がる「自然ふれあいゾーン」では、たくさんの植物や野鳥、昆虫と出会える。

「冒険のとりで」。頂上までいくつかのルートがあり、まさに冒険気分

気分爽快！　山の斜面を滑り降りるサマーボブスレー

有料遊具も子供100～200円とお手頃。山の斜面を約500m滑り降りるサマーボブスレーは子どもはもちろん大人も楽しめる人気のアトラクションだ。土・日曜、祝日と学校の長期休みに運行。長時間並ぶこともあるので、早めの時間帯が狙い目だ。スタート地点の山頂駅まではパノラマチェアに乗っていけばラクチン。体力に自信があれば遊歩道を歩いて登るもよし。どちらも15分ほどで山頂に着く。A、Bの2コースから好きなコースを選んでいざスタート。ソリの中央にあるレバーを倒すと加速し、引くとブレーキがかかる。自分でスピードを調整できるので、絶叫系が苦手な人でも安心だ。保護者と一緒なら幼児も利用可能。子どもをうしろからしっかりと抱きかかえて滑り降りれば、歓声をあげて大喜び！

最大時速は30km/h。小学2年生以下は保護者の添乗が必要

パノラマチェア(大人200円、子ども100円)。ゆっくりと山頂まで登っていく

科学の不思議を遊びながら学べる

「ぐんまこどもの国児童会館」1階にある「サイエンスワンダーランド」は遊びながら科学を学べる施設。空気の力で浮いたパックをすべらせる「エアーカーリング」や、床に映し出された映像が人の動きにあわせて次々に変わる「まじかるステップ」など、小さい子どもでも直感的に楽しめる展示がいっぱい。小・中学生なら、科学への興味がより深まるだろう。他にも館内には大型ドームスクリーンを備えたプラネタリウムや、「こども図書室」、乳幼児向けの「プレイルーム」などがあり、雨の日や屋外で遊び疲れたときにも重宝する。土・日曜、祝日、学校の長期休みは午前と午後の入れ替え制。(2022年10月現在)

入り口ではふくろう型ロボット「アルビーくん」がお出迎え

タイミングよく飛べるかな？　「にこっとちゃんゲットゲーム」

レストハウスはメニュー充実&リーズナブル

園内6か所のトイレと児童会館にオムツ替えシートがあり、授乳室も完備。ベビーカーの貸し出しもあり、小さな子ども連れでも安心して楽しめる。レストハウスは、うどん、ラーメン、カレー、たこ焼きなど子どもが喜ぶメニューが充実。リーズナブルな価格がうれしい。無料駐車場は約600台分が用意されているが、休日は混雑することも。公式ウェブサイトに混雑予想カレンダーがあるのでチェックして出かけよう。

うどん350円～、ラーメン500円～とお手頃。子ども用食器も用意されている