周南市徳山動物園
周南市のランドマークとして愛される街なか動物園
国内最大級を誇るゾウ舎は一見の価値あり
2020年(令和2)に開園60周年を迎えた「周南市徳山動物園」は、山口県の東南部に位置する周南市(旧徳山市)にある、1960年(昭和35)開業の動物園。東京ドームよりやや広い5万平方メートルの園内では、100種以上、約500頭羽の動物が飼育されている。「周南市徳山動物園」は、2013年(平成25)から「動物を間近に感じる」をコンセプトに、リニューアル工事を進めていて、賑わいと動物の魅力にあふれる新しい時代の動物園として進化している。国内最大級のゾウエリアでは、広々とした放飼場で2頭のスリランカゾウが自由にじゃれあう姿が見られ、ゾウの魅力と迫力を直に感じることができる。動物が生きいきと暮らす動物園に進化中の「周南市徳山動物園」は今後も楽しみだ。
まるで人間!?マレーグマのおもしろ行動
「南園」で人気者のマレーグマは、体長100~140cm、体重30~70kgと、クマの仲間では最も小さい。木登りに適した体つきで、まるでサルのような細かい動きができ、前足で器用にエサを持ったり、2本足で歩いたりなど見ていて飽きない。そのユニークな行動は、「中に人間が入っているのでは?」と疑ってしまうほど。また、通常の檻だけでない展示方法もおもしろい。見物客の上に四方を格子で囲んだ渡り廊下が通っているので、真下からマレーグマを観察することができる。「南園」にはほかにもトラやライオンなどの猛獣や、人気のカピバラやコツメカワウソなども展示。各動物の展示スペースのそばには、動物と地球の関わり方をわかりやすく説明した看板も設置されており、生き物や自然について考えるきっかけになる。
動物たちと触れ合え、近くで見られる「北園」
「北園」で人気の施設は、ウサギやモルモットなどを近くで観察できる、「ふれあいゾーンるんちゃ♪るんちゃ」。「るんちゃ」は山口弁で「○○するよ」という意味。全天候型で空調も完備しているので、季節や天気を気にせず利用できて安心だ。「北園」には風花(ふうか)という話題のレッサーパンダもいる。風花は、立ち上がるレッサーパンダとして有名になった「千葉市動物公園」の風太の娘。風花はあまり立たないようだが、かわいいビジュアルは父親譲りだ。さらにもう1種、話題の人気者は、メンフクロウのアイ。アイはオスとして飼育されていたが、ある朝、突然卵を産み、飼育員が驚いたという。もちろん、アイの性別はメスと訂正された。鳥類の性別検査は血液からDNAを抽出して判断するが、メンフクロウはデータが少ないためわかりにくかったという。動物たちそれぞれの個性やエピソードもチェックしてから行くと、さらに楽しめそうだ。
スポット詳細
- 住所
- 山口県周南市大字徳山5846 地図
- エリア
- 周南・下松・光・笠戸島エリア
- 電話番号
- 0834228640
- 時間
-
[夏季(3/1-10/19)]9:00-17:00
[冬季(10/20-2月末日)]9:00-16:00 - 休業日
- 火、年末年始(12/29-12/31)
- 料金
-
【入園料】
[大人]600円
[小人(小・中・高校生)]300円
[幼児]無料 - 駐車場
- あり(370台)
- クレジットカード
- 不可
- 電子マネー/スマートフォン決済
- 不可
- Wi-Fi
- あり(YAMAGUCHI Free Wi-Fi)
- コンセント口
- なし
- 喫煙
- 不可
- 平均予算
- 【昼】1,001-3,000円
- 滞在目安時間
- 30-60分
- 車椅子での入店
- 可
- 乳幼児の入店
- 可
情報提供: ナビタイムジャパン