佐賀
鳥栖・吉野ヶ里
TOSU / YOSHINOGARI
弥生時代を代表する日本最大規模の環濠集落跡を生かした、歴史ロマンと美しい景色を楽しめるエリア
佐賀県東部の鳥栖市や吉野ヶ里町、神埼(かんざき)市には、弥生時代の「ムラ」を復元した吉野ヶ里遺跡や、大実業家の別邸・九年庵、鳥栖プレミアム・アウトレットなどのスポットが集まっている。吉野ヶ里遺跡は、全長2.5kmの濠に囲まれた日本最大規模の環濠集落跡で、弥生時代の住居や高床式倉庫、かめ棺墓や墳丘墓などが発掘され、復元展示されている。2001年(平成13)4月には、吉野ヶ里歴史公園がオープン。物見櫓や竪穴住居など、教科書にも登場する弥生時代の建造物を体験しながら見学できる。国の名勝である九年庵は、佐賀の大実業家の別邸跡。数寄屋造りの邸宅と日本庭園があり、紅葉シーズンには観光客で賑わう。鳥栖プレミアム・アウトレットは南カリフォルニアの街並みをイメージした明るい雰囲気のモールで、約170のショップが並んでいる。
エリアの見どころ
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鳥栖プレミアム・アウトレット
- アクセス抜群! 九州屈指の大型アウトレットモール
- およそ170もの店舗で賑わう大型アウトレットモール。ファッションやスポーツ、コスメ、インテリアや生活雑貨などさまざまなアイテムをお得な価格でゲットできる、うれしいショッピングスポットだ。
- スポットの詳細
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鳥栖プレミアム・アウトレット
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中冨記念くすり博物館
- 誰もが関心の深い薬のことを探求
- 誰もがお世話になっている薬。特に、ここ数年はコロナ禍で薬についての関心はこれまでになく高まっているといえるだろう。薬と人との関係から薬の歴史まで、薬の基本について子どもも大人も楽しく学べる博物館だ。
- スポットの詳細
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中冨記念くすり博物館
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まんえい堂 神埼宿場茶屋店
- サクッとした食感のそうめんコロッケ
- 城原川のほとり、幹線道路から外れ、かつての長崎街道に入ったところにまんえい堂の神埼宿場茶屋店はある。そのたたずまいは、まさに昔ながらの街道の茶屋。「おこわ弁当」「ぼた餅」などの幟(のぼり)のなかに「神埼名物 神埼そうめんコロッケ」の幟も。商工会の人たちとも一緒になり、「神埼そうめんコロッケ」が生み出されたのは2008年(平成20)頃だったという。衣にパリパリのそうめんが入っているだけではなく、具材にも湯がいたそうめんが加えられている。衣のそうめんはサクッとした食感をさらに際立たせていて、クセになりそうな食べごたえ。以前、営業していた食堂は閉店してしまったものの、現在はイートインスペースとして利用されていて、売店で買った総菜を味わうことができる。
- スポットの詳細
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まんえい堂 神埼宿場茶屋店
人気スポット
旅のヒント
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その1
吉野ヶ里遺跡を中心に整備されている吉野ヶ里歴史公園は、神埼市と吉野ヶ里町にまたがる約105万6000平方メートルの広大な面積をもつ。弥生時代の遺跡は、歴史公園センター(東口)の駐車場から天の浮橋を通って弥生くらし館を拠点に見学するのがおすすめ。
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その2
4つのゾーンに分かれている吉野ヶ里歴史公園の観光は、入り口ゾーンと環濠集落ゾーンが中心。入り口ゾーンには映像施設やレストランがあって見学の拠点になる。
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その3
吉野ヶ里歴史公園の弥生くらし館では、「勾玉づくり」や「土笛づくり」「火おこし」などのものづくり体験プログラムを楽しめる。
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その4
九年庵は、毎年新緑の時期と11月中旬の紅葉シーズンに期間限定で一般公開されている。長崎自動車道東脊振ICから車で15分。