高知

須崎・久礼・梼原

SUSAKI / KURE / YUSUHARA

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エリアの見どころ

  • spot 01
    四国カルスト
    四国山地の尾根沿いに広がる天空の草原
    高知県と愛媛県の県境にあるカルスト台地で、山口県の「秋吉台」、福岡県の「平尾台」とともに「日本三大カルスト」のひとつ。標高1400m前後の高所にあり東西約25kmと国内最長。星空の名所でドライブルートが人気だ。
    東部に位置する「五段高原」。五段城からは四国連山を一望でき、カルスト随一の絶景スポットとなっている
  • spot 02
    横浪黒潮ライン
    変化に富んだ太平洋沿いのシーサイドコース
    横浪半島(よこなみはんとう)は足摺(あしずり)岬と室戸(むろと)岬のほぼ中間に位置し、浦ノ内湾を囲むように細長く延びる。高知県土佐市と須崎市を結び、リアス式海岸の美しさで知られるこの半島を尾根伝いに東西約19km走るのが「横浪黒潮ライン」で、雄大な太平洋の景色を見ながら走ることのできる魅力的なドライブコースとなっている。高知県立自然公園に指定されている横浪半島は、宇津賀山(255.4m)を最高峰に200m前後の山が連なる。太平洋に面した南側には大小の岬、岩礁が突出し、変化に富んだ景観を楽しめる。帷子崎(かたびらざき)は、リアス式海岸を見下ろす絶景ポイント。駐車場が整備されているので、道を挟んで少し上ったところにある展望台からの眺望を堪能したい。横浪黒潮ラインの真ん中くらいに、幕末の動乱期に活躍した「武市半平太(たけちはんぺいた)像」が太平洋を向いて立つ。駐車場と広場も整備されていて、像のうしろの石碑には半平太とともに活躍した志士たちの名前が刻まれている。また、広場内には土佐の偉人像の地図も設けられている。
    太平洋を一望できる「帷子崎(かたびらざき)」。遠くに霞んで見えるのは足摺岬。東には、室戸岬も見える貴重なビューポイント
  • spot 03
    大谷の樟
    四国最大といわれる推定樹齢約2000年のクスノキ
    高知市から車で西へ約30km、高知県のほぼ中央部にある須崎市には、地元の人々に大切に守られてきた巨木がある。なかでも四国最大と称される「大谷の樟」は、ぜひ間近でそのパワーを感じたい大木だ。1924年(大正13)に国の天然記念物に指定されたこのクスノキは、推定樹齢約2000年といわれる。根元の周りは約25m、樹高も約25m。暴風のため大きな基幹の一部は折れているが、数本の幹は残り、今にも動き出しそうなほどの生命力を感じさせる。主幹には空洞があって、楠神様が祀られている。病弱な人も健康になると伝えられており、参拝者は中に入って乳幼児の成長や長寿を祈願できるようになっている。ここから車で15分ほど、安和(あわ)本谷の大師堂境内にある「安和(あわ)の大ナギ」も推定樹齢約500年の大木だ。幹周り3.4m、樹高約25m。1962年(昭和37)に県の天然記念物に指定された。ナギは温暖な地域に自生するマメ科の常緑樹。葉は細長い楕円形で、縦に裂けやすいが横にはなかなか裂けないため、「弁慶の力柴(ちからしば)」とも呼ばれる。5月頃に開花し、10月頃に丸い実がなる。
    野見漁港から北に300mほどの須賀神社の境内に立つ推定樹齢約2000年の「大谷の樟(おおたにのくす)」
  • spot 04
    久礼大正町市場
    新鮮なカツオを味わえるノスタルジックな漁師町の食べ歩き天国
    高知県西部の漁師町にある土佐沖で獲れたカツオや地魚が並ぶ人気の市場で、地元庶民の台所として明治時代から賑わってきた。旬の魚を買えるのはもちろん、その場で味わえる食堂もある。
    輝くカツオの看板が目印。こぢんまりとした市場ながら充実度・満足度は高く、活気にあふれている
  • spot 05
    雲の上の図書館
    隈研吾氏が設計したユニークな仕掛けがいっぱいの町立図書館
    四国カルストの山間にある人口3200人の小さな町・梼原(ゆすはら)は「雲の上の町」がキャッチコピー。その町にオープン後9か月で来館者10万人を迎えた話題の町立図書館がある。木のぬくもりあふれる非日常空間でのんびり過ごすのがおすすめ。
    森の木々をイメージした天井。梼原産の杉材がふんだんに使われ、木のぬくもりに包まれる
  • spot 06
    雲の上のギャラリー
    世界でも類を見ない架構形式を用いた「雲の上の町」のギャラリー
    梼原町中心部から少しはずれた場所にある「雲の上の温泉」に併設されたギャラリーで、梼原にある隈研吾建築群のなかでもユニークな構造をもつ圧巻の木造建築。岸の両端から刎木(はねぎ)を何本も重ねながら橋桁を載せていく、「刎橋(はねばし)」という架橋形式で建てられた、梼原の森になじむ大胆でモダンなデザインが見どころ。美しい組み木は釘を使わず木材を立体的に組み上げる日本古来の「斗栱(ときょう)」と呼ばれる構造で、その逆三角形の構造を1本の柱で支える「やじろべえ型」が斬新だ。杉材を繰り返し組み上げていくことで美しい編み目模様が生まれ、木漏れ日のような光と影をつくり出している。竣工翌年の2011年(平成23)には、地域材を生かした構造が評価されて「林野庁長官賞」を受賞した。また、やじろべえ型橋脚の反対側を支えているのはアトリエ・ギャラリーの屋根で中に入ることができる。建物内では「隈研吾の小さなミュージアム」が展示されていて、営業時間内であれば自由に見学することができる。
    「斗栱(ときょう)」と呼ばれる組み木構造がすばらしい。奥の建物が温泉施設
  • spot 07
    まちの駅ゆすはら
    隈研吾建築のマルシェとホテルの融合施設
    町の中心部にある茅葺きの外壁が印象的な建物は、梼原の「顔」として、そして観光客を迎える施設として2010年(平成22)に完成した。1階には梼原(ゆすはら)町の物産品を販売する「まちの駅ゆすはら」があり、2階と3階は「雲の上のホテル別館マルシェ・ユスハラ」になっている。かつて梼原の街道沿いには茅葺き屋根の「茶堂」と呼ばれる旅人用の休憩処が数多く並び、住民たちが旅人をお茶でもてなしていた。今もその茶堂は13棟残されていて見ることができるが、その旅人をもてなす文化を茅葺きというモチーフで継承し、来訪者向けの施設の外壁を印象的に飾っている。茅葺きは通気性・断熱性に優れているため、自然の力で快適な室内環境をつくり出すこともできるという。中に入ると、1階から3階までが吹き抜けになっている。杉丸太の柱が林立していて、山のなかにいるのような木の香りとぬくもりを感じられる空間だ。その「森」のなかには採れたての農産物や、できたてのお総菜、町自慢の工芸品などが賑やかに並んでいて、お土産探しが楽しめる。
    幾段にも重なった茅葺きの壁が目印
  • spot 08
    カルストテラス
    見晴らしのいい高原にある自然学習施設
    四国カルストの東端に位置する天狗高原にある「カルストテラス」。2022年(令和4)4月、「旧カルスト学習館」の展示内容やテラスなどをリニューアルし、オープンした。愛称は公募での決定。通常のテラスの意味のうえに、「tell us」のネイティブ発音、「照らす」、そして「terra earth」(ともに英語で地球・大地)の意味をあわせた。天狗高原は遊歩道が整備されており、雲海や星空の名所として知られる。カルストテラスに入館するとすぐの壁面に周遊マップ、そしてカルストテラスから姫鶴平までのジオラマがあるので、ハイキングの計画を立てるのに便利だ。そして、四国カルストの地質や石灰岩など形成の仕組み、高山植物、花木やアナグマやリス、テンなどの生態もパネルやはく製などでわかりやすく紹介している。テラスからの眺望がすばらしく、四国連山の向こうに、足摺半島、太平洋が見える。レクチャールームやカフェも備え、建物の前には公衆トイレも新設され、散策やドライブ途中の休憩場所として利用できる。宿泊施設の「星ふるヴィレッジTENGU」に隣接し、ともに天狗高原のハイキングなどの拠点となっている。
    四国カルストの天狗高原にある「カルストテラス」は恵まれた自然環境を未来につなげるために高知県が運営する自然学習施設。切妻三連屋根が特徴的な建物
  • spot 09
    鰹乃國の湯宿黒潮本陣
    鰹のタタキを味わい、太平洋を望む露天風呂で疲れを癒やす
    高知県中西部、土佐湾を望む高台にある温泉宿。中土佐町久礼(くれ)は漁師町として栄え、マンガ『土佐の一本釣り』の舞台で知られる。おいしいカツオのタタキ料理と絶景露天風呂をセットにした日帰り旅が人気だ。
    「鰹の藁焼きタタキ」作りの伝承活動が評価され、高知県から「土佐の料理伝承人(でんしょうびと)」に選定されている
  • spot 10
    坂本龍馬脱藩の道
    坂本龍馬の脱藩ルートをたどり、幕末の志士たちに思いを馳せる
    高知県北西部の梼原(ゆすはら)町には、龍馬の脱藩ルートをたどるガイドツアーがある。龍馬ファンをはじめ地元の人たちが大切に守ってきた「土佐勤王の志士脱藩の道」は、1986年(昭和61)に「日本の道100選」に選定されている。
    舗装されていない山道には、道標となる木製の看板が立っている
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