三重

伊勢

ISE

三重観光の中心地、「お伊勢参り」で日本の心に出合う場所

三重県の中央に位置している伊勢エリア。ここは古くから「お伊勢参り」の地として多くの参拝客で賑わってきた。伊勢神宮をはじめ、100を超える神社が存在しているこの場所は「神都(しんと)」とも呼ばれ、歴史ある多彩な観光スポットが盛りだくさん。神宮周辺には、新旧の文化が入り混じった飲食店や土産店が軒を連ねる参道が続き、昔ながらの町並みを感じながら散策をするのにもってこい。外宮から歩いて行ける河崎にはレトロでかわらしい町並みが広がっている。少し足を延ばせば、縁結びのパワースポットとして知られる二見や、絶景を楽しむことができる朝熊山(あさまやま)など、魅力的な場所ばかり。全国でも有数の観光スポットが集まるこのエリアは、昔から三重の観光拠点のひとつである。

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エリアの見どころ

  • spot 01
    河崎のまちなみ
    江戸時代に伊勢の台所として栄えた、河崎を代表する商家の町並み
    伊勢河崎は、かつて「伊勢の台所」と呼ばれ、栄えた町。勢田川に沿うように、昔ながらの商家や黒塗りの蔵など、江戸時代からの町並みがそのまま残る。蔵を利用したおしゃれなカフェや雑貨店など見どころも満載だ。
    町並みと「世古」と呼ばれる路地で構成されている
  • spot 02
    伊勢河崎商人館
    約300年前の江戸中期の酒問屋が歴史文化交流拠点施設に
    「河崎のまちなみ」の代表的な商家を修復した施設が、「伊勢河崎商人館」だ。中心施設となる母屋には、商家の和室や茶室、資料館があり見学可能。さらに川沿いには3棟の商人蔵が並び、雑貨小物や食品などを販売している。
    母屋と7つの蔵がある酒問屋を修復して資料を展示
  • spot 03
    伊勢河崎商人館 商人蔵
    黒壁の3つの蔵に雑貨店やカフェ、ギャラリーなどが軒を連ねる
    伊勢河崎商人館 商人蔵は、勢田川に面して建つ3棟の黒塗りの建物。江戸時代に創業した酒問屋「小川商店」の蔵を生かし店舗として利用している。1867年(慶応3)に建てられた「壱の蔵」では、カフェ「商人蔵カフェ」を併設。ゆったりとした空間で、伊勢の和紅茶や手作りケーキを味わえる。北海道産のチーズを使ったこだわりのチーズケーキが人気だ。1892年(明治25)に建てられた「弐の蔵」には、伊勢河崎の情報誌や伊勢玩具の並ぶ「河崎や」、明治後期に建てられた「参の蔵」にはレトロな色合いと柄の着物や和小物を扱うアンティークショップ「千球磨(ちくま)」などが出店する。弐の蔵と参の蔵は建物内でつながっていて、行き来が可能。弐の蔵には月替わりのミニギャラリーもあり、手作り小物やアート作品などが展示販売される。
    国の有形文化財に登録されている貴重な建物
  • spot 04
    伊勢神宮 外宮
    高倉山のふもとに鎮座する、衣食住の守護神「豊受大神宮」
    「外宮」と称される「豊受大神宮(とようけだいじんぐう)」は、「豊受大御神(とようけのおおみかみ)」を祀る。内宮の「天照大御神(あまてらすおおみかみ)」の食事を司る神で、衣食住や産業の守り神として崇敬されている。
    二見浦での禊のあと、外宮から内宮へ参拝するのが古くからのならわし
  • spot 05
    式年遷宮記念 せんぐう館
    伝統ある式年遷宮を圧巻の原寸大模型や展示で学ぶ
    伊勢の神宮には1300年前から続く「式年遷宮」というお祭りがある。それは20年に一度、社殿や御装束神宝すべてを新調し、神様にお遷りいただくお祭りだ。「式年遷宮記念 せんぐう館」は、式年遷宮をはじめとした伊勢神宮のお祭りや歴史を多彩な展示から学ぶことができる博物館。館内には、実物と同じ天然素材や伝統技法で造られた圧巻のスケールの「外宮正殿 原寸大模型」や、実際の映像や音声を通して、臨場感あふれるお祭りの様子を学べる「渡御御列の模型」など、神宮のお祭りを肌で感じられる展示が盛りだくさん。ほかにも、式年遷宮を紹介する映像や、国内最高の美術・工芸家たちによって造られる「御装束神宝(おんしょうぞくしんぽう)調製工程品」など、数多くの展示がある。外宮を参拝するなら「式年遷宮記念 せんぐう館」を訪れ、日本人が守り続けてきた伝統の技と精神を学んでみるのもいいだろう。
    まがたま池には四季折々の花の咲く緑豊かな庭があり、特におすすめはハナショウブ(5月下旬~6月中旬)
  • spot 06
    伊勢神宮 外宮参道
    多彩な店が集まった、お伊勢参り始まりの道
    伊勢神宮では古来、外宮から参拝する習わしがある。お伊勢参りの玄関口であるこの参道は、参拝客の鳥居前町として古くから栄えてきた。今では老舗店だけでなく、おしゃれな新店舗も立ち並ぶ人気のスポットだ。
    大きな鳥居は伊勢市駅から外宮へとつながる参道の目印となっている
  • spot 07
    鈴木水産 外宮参道店
    新鮮な海の幸を中心に、伊勢えびの刺身を味わえる名店
    海に囲まれた伊勢は、新鮮な魚介類を楽しめる地域として有名。そんな地元の海の幸を存分に味わうのなら、この店を選択肢に入れたい。「鈴木水産」は、活魚の卸問屋が営んでいる食堂で、伊勢が誇る高級食材の伊勢えびやアワビはもちろん、大ぶりなカツオがたっぷり載った手こね寿司や黒く濃厚なつゆをからめて食べる伊勢うどんなど、伊勢の郷土料理を味わうことができる。最近では、さっぱりとした脂となめらかな口どけがおいしいと評判の、地元で養殖された伊勢マグロを使ったメニューも人気だ。一品からでも注文できる、食券を購入するセルフスタイルなので、気負わずに入店できるのも魅力のひとつだろう。手ごろな値段なものから高級食材まで、豊富なメニューがそろった店内でゆったりと、伊勢の味覚を楽しむのはいかがだろうか。
    「活伊勢海老刺身」は、思わず写真に撮ってしまうほど大迫力のひと皿
  • spot 08
    伊勢神宮 内宮
    五十鈴川のほとりに鎮座し、大御祖神である天照大御神を祀るお宮
    五十鈴川(いすずがわ)のほとりに鎮まる伊勢神宮 内宮。日本人の総氏神として崇められる天照大御神(あまてらすおおみかみ)を祀るお宮だ。一年を通して朝5時から開門しており、早朝から参拝に訪れる人も少なくない。参拝後はおかげ横丁やおはらい町へと向かい、グルメやショッピングも楽しもう。
    日常から神聖な世界への入り口となる大鳥居。身も心も正して参拝へ
  • spot 09
    おかげ横丁
    古き良き伊勢の原風景や伝統文化、グルメを楽しめるスポット
    江戸時代、伊勢神宮参拝がブームとなり、人々は「神様のおかげ」「伊勢の人たちのおかげ」との思いから「おかげ参り」と呼ぶように。そんな伊勢の原風景を今によみがえらせた町が「おかげ横丁」だ。
    石畳を敷いた伝統的な町並み。伊勢名物や土産の店が軒を連ねる
  • spot 10
    赤福本店
    300年続く「つくりたて」の名物餅を、由緒ある建物でいただく
    おかげ横丁のなかでもひときわ風格と歴史を感じさせるのが赤福本店。1707年(宝永4)の創業以来、伊勢神宮の参拝客に愛され続けてきた茶屋で、300年以上にわたり作り続けられる赤福餅は、言わずと知れた伊勢名物だ。現在の店は1877年(明治10)に建てられ、伊勢の伝統様式である広い間口や切妻屋根の造りが特徴。のれんをくぐると湯気が立ち昇る朱塗りのかまどが迎えてくれ、手作業で独特の形状の餅を作る職人の姿も。「つくりたて」の赤福餅はなんともやわらかく、なめらかで上品な甘さの餡が絶品だ。和の風情が漂う座敷や縁側で、地元三重県産の伊勢茶とともにゆったりと味わえば、旅の疲れも癒やされていくだろう。夏期のみの赤福氷、冬期のみの赤福ぜんざい、元日を除く毎月1日のみ販売する月替わりの餅菓子といった限定の味も評判だ。赤福餅は、もちろん持ち帰りもOK。2個入りの小箱もあり、3、6、12、18個入りの詰め合わせもできるので、土産用にも忘れずに購入したい。
    店名が金色の文字で書かれた看板が目印。伊勢神宮の参拝時間に合わせ、朝5時から開店
  • spot 11
    ふくすけ
    やわらかい極太麺と自家製ダレが自慢の伊勢うどん
    その昔、全国から神宮参拝に訪れた人々に提供していたといわれる「伊勢うどん」。おかげ横丁にある「ふくすけ」は、「伊勢うどん」の専門店だ。江戸時代に人気だった伊勢街道沿いのうどん屋「豆腐六(どぶろく)」をイメージし、「食べると福がある」ともいわれたことにちなんで名づけられた。「ふくすけ」の伊勢うどんは、たまり醤油をベースにカツオ、昆布、椎茸で香り高く仕上げた自家製のタレが特徴。やわらかな太麺をすすると、見た目よりあっさりした味わいを感じることだろう。メニューは「伊勢うどん」のほか「松阪牛肉伊勢うどん」や「天ぷら伊勢うどん」など種類も豊富。三重県産小麦を使用し、香り豊かな「手打ち伊勢うどん」もおすすめ(数量限定)。自家製ダレによくからむ、もっちりとした太麺の食感を味わいたい。
    天然だしをきかせた自家製ダレとやわらかい太麺が相性抜群
  • spot 12
    おはらい町
    旅人をもてなす心が息づく、伊勢神宮の鳥居前町(とりいまえまち)
    江戸時代にお伊勢参りの旅人を迎えた「おはらい町」。その役割は今も健在で、伊勢伝統の多彩なグルメや土産物を求めて訪れる人々を笑顔にしてくれる。美しい家並みや五十鈴川(いすずがわ)の清流を眺めながら、気軽にそぞろ歩きを楽しみたい。
    五十鈴川に沿って約800m続く町には、思わずふらっと寄りたくなる店が並ぶ
  • spot 13
    手こね茶屋 おはらい町中央店
    親しまれて60年以上、自家製にこだわった手こね寿司の名店
    昔から伊勢神宮 内宮の参道として、多くの参拝客で賑わってきたおはらい町。「手こね茶屋」は60年以上にわたっててこねずしを作り続けてきた名店で、今ではこの参道に3店舗を構えている。「おはらい町中央店」は、おかげ横丁南口にできたいちばん新しい店舗で、店内では伊勢志摩のさまざまな郷土料理を味わうことが可能だ。名物のてこねずしは、カツオを自家製ブレンドの醤油タレに漬け込んでおり、少し甘めの味付けが人気。ご飯とご飯の間にもカツオが挟まれているので最後まで満足感たっぷりだ。またこの店だけで提供している食べ歩き用の「手巻きてこねずし」(300円)も人気。無添加の自家製麺を使った伊勢うどんは、やわらかい極太麺に濃厚なタレがからみ合って相性抜群。てこねずしと伊勢うどんがセットになった「名物合わせ」(1650円)を注文して、両方の味を同時に楽しむのもいいだろう。提供されている伊勢うどんは土産として購入もできるため、伊勢思い出の味を持ち帰ってみてはいかがだろうか。
    三重県志摩地方の郷土料理「手こね寿司」。店によって味付けはさまざま
  • spot 14
    夫婦岩・二見興玉神社
    古くから伝わる禊の地、二見浦で心身ともにお清めを
    お伊勢参りの前に心身を清める禊の場所として古くから旅人が訪れていた二見浦。現在でも「二見興玉神社」は、開運や恋愛成就、夫婦円満のご利益がいただけるとして、多くの参拝客が訪れている。
    「夫婦岩」を結ぶ注連縄(しめなわ)は、年に3回、張り替えの神事が行われている
  • spot 15
    伊勢夫婦岩ふれあい水族館 伊勢シーパラダイス
    距離の近さが魅力的な触れ合い型水族館
    夫婦円満のシンボルとして有名な「夫婦岩」から徒歩5分の位置にある「伊勢夫婦岩ふれあい水族館 伊勢シーパラダイス」。ここでは「距離感ゼロ」をコンセプトに、さまざまな動物たちと触れ合うことができる。
    ゴマフアザラシは、のんびりやで大人から子どもまで皆の人気者
  • spot 16
    伊勢夫婦岩めおと横丁
    夫婦岩からほど近い、伊勢の魅力が詰まったショッピング施設
    お伊勢参り前の禊の地として、古くから旅人が訪れてきた二見には、縁結びや夫婦円満のシンボルとして有名な「夫婦岩」がある。そこに隣接している「伊勢夫婦岩めおと横丁」は、伊勢の名物や土産選びだけでなく、夫婦岩にちなんだものづくり体験もできる屋内型ショッピング施設だ。館内に入ると、天井一面に張り巡らされたちょうちんに目がいくだろう。大きいものと小さいもの、2つで1組の「めおとちょうちん」は、思わず写真に撮ってしまうほど印象的。ちょうちんの淡い光の下を歩いていくと、隣接する伊勢シーパラダイスのかわいらしいグッズを販売するショップや、名物を味わえるレストランなどがあるので、ゆっくりとショッピングや食事を楽しみたい。さらに「めおと岩アクティビティ」では、旅の思い出づくりとして「伊勢木綿御朱印帳作り体験」や「伊勢苔玉作り体験」なども人気。夫婦岩を訪れた際はここに立ち寄り、特別な時間を過ごしてみてはいかがだろうか。
    天井を埋め尽くすちょうちんが印象的な館内
  • spot 17
    ともいきの国 伊勢忍者キングダム
    歴史や文化をリアルに体験、遊んで学べるテーマパーク
    安土城を中心に昔の町並みが再現され、歴史や文化を体験できる「ともいきの国 伊勢忍者キングダム」。忍者アクションショーや温泉など多彩な施設があり、大人から子どもまで楽しむことができるテーマパークだ。
    独創的な造りだったといわれる絢爛豪華な「安土城」を原寸大で再現
  • spot 18
    朝熊山頂展望台
    伊勢志摩の絶景を360度楽しめる、自然あふれる展望台
    伊勢と鳥羽の間にある朝熊山(あさまやま)。その山頂にある朝熊山頂展望台からは、伊勢湾や鳥羽湾などの海と市街地の景色を一望することができる。四季折々の豊かな自然も楽しめる、人気の絶景スポットだ。
    壮大な景色が広がるこの場所は、日の出の名所としても有名
  • spot 19
    猿田彦神社
    伊勢神宮と合わせて訪れたい、導きの開運スポット
    物事を良い方向へと導く「みちひらき」の神様や芸能の神様が祀られている「猿田彦神社」。伊勢神宮から程近い場所に位置している。新しく物事を始める人や、芸事の上達を目指す人は、ここを訪れ開運を祈願しよう。
    正面に見える山形の屋根が特徴の「さだひこ造り」と呼ばれる社殿
  • spot 20
    伊勢 菊一
    伝統と歴史を感じる外宮参道の観光拠点
    明治時代創業の歴史ある刃物店。包丁やハサミをはじめとした刃物や生活用品、地元の作家が手がける伊勢土産などがそろう。外宮参道の観光交流施設として、ギャラリーなどを通じて情報発信も行っている。
    歴史と風情を感じる店構え。店頭には多彩な刃物が展示されている
  • spot 21
    賓日館
    明治時代の面影を残す、由緒ある国指定重要文化財
    1887年(明治20)に建設された賓日館(ひんじつかん)は、伊勢神宮に参拝した賓客が利用していた休憩・宿泊施設。1999年(平成11)までは旅館として運営されていたが、現在は資料館として一般公開されている。
    どっしりとした重厚感と趣を感じられる建物
  • spot 22
    伊勢みやげ 伊勢百貨店
    伊勢外宮参道周辺で地域最大級の品ぞろえを誇る土産店
    お伊勢参りの玄関口である外宮参道には、伊勢ならではの飲食店や物産店が軒を連ねる。なかでも「伊勢みやげ 伊勢百貨店」は外宮参道で最大規模の面積を誇り、充実の品ぞろえが自慢。伊勢旅行の思い出の品選びに足を運んでみよう。
    伊勢市駅より徒歩すぐの場所にあり、利便性も高い
  • spot 23
    伊勢せきや 本店
    海と山、大地がはぐくむ美食の宝庫・伊勢のおいしいものが集結
    伊勢えびやアワビといった豊かな海の幸に恵まれた伊勢。自然の恵みを生かした数々の銘品が並ぶ「伊勢せきや 本店」を訪れて、伊勢の美食を堪能してはいかがだろうか。
    建物の外観は伊勢建築の技法を生かした造り。2階には御食事処「あそらの茶屋」を併設している
  • spot 24
    ゑびや大食堂
    地元伊勢の味を心ゆくまで楽しめる、創業100年以上の和食処
    創業から100年以上にわたり、伊勢神宮の参拝客や地元の人々に親しまれている老舗「ゑびや大食堂」。地元で獲れた新鮮食材を使ったメニューがめじろ押し。三重の特産品が並ぶ「ゑびや商店」も併設されている。
    店の外には、思わず足を止めてしまうおいしそうなメニュー写真の数々が
  • spot 25
    伊勢製菓三ツ橋
    伊勢市で長年愛される「ぱんじゅう」をバリエーション豊かに展開
    伊勢市の郷土菓子として親しまれている「ぱんじゅう」。パンとまんじゅうをあわせた菓子であることが名前の由来とされている。外宮参道沿いにある「伊勢製菓三ツ橋」は、2002年(平成14)創業。同市に店舗を構えていた、ぱんじゅうの発祥ともされている「七越ぱんじゅう」の閉店にともない、和菓子職人の創業者がぱんじゅう文化を守りたい気持ちでスタートしたそうだ。店内では先代の職人が専用の器具を使い、一つひとつていねいにぱんじゅうを焼き上げる様子を間近で見られる。「三ツ橋ぱんじゅう」の魅力のひとつが、充実したラインアップ。定番のこし餡や伊勢茶、栗やカスタードクリームなど、常時8種類がそろう。日持ちは購入から4日間。素朴でどこか懐かしい味わいの三ツ橋ぱんじゅうは、老若男女問わず愛されており、新定番の土産としても注目を集めている。土産として利用をする場合は、好きな種類のぱんじゅうを選べる、お得な「10個セット」1300円や「20個セット」2200円など、セット購入もおすすめだ。
    「三ツ橋ぱんじゅう」3個450円~(追加1個につき150円)
  • spot 26
    あそらの茶屋
    落ち着いた雰囲気のなか、ゆっくり味わう「御饌(みけ)の朝かゆ」
    外宮参道に店を構える「伊勢せきや 本店」の2階にある食事処「あそらの茶屋」。店内は中央部分が大きく吹き抜けになっており、開放的でありながら落ち着いた雰囲気を醸し出す。年齢を問わず、ゆっくりと食事を楽しめる空間になっている。看板商品である「御饌の朝かゆ」1500円は、朝7時30分から10時まで味わえる朝食限定のメニューだ。契約栽培の縁起米「イセヒカリ」を使ったおかゆをメインに、季節の小鉢や厳選珍味、地魚の干物など豊富な副菜を用意。どれもおかゆとの相性は抜群で、さまざまな味の組み合わせが楽しめる。さらに、おかゆに付く秘伝のたれをかけると、上品な出汁の香りが広がり、いっそう豊かな味わいに。また「御饌の朝かゆ」は、アワビ・鯛・伊勢えび・サザエが別盛でつくバージョンもあり、好みにあわせてリッチな朝食を味わうことができる。伊勢神宮への早朝参りに行く際は、「あそらの茶屋」で朝粥を楽しんでみてはいかがだろうか。
    あわびが付く豪華な内容の「御饌の朝かゆ 鮑」2500円
  • spot 27
    中谷武司協会
    御神饌(ごしんせん)をモチーフとした「サトナカ」を販売
    江戸時代より、勢田川の水運を利用した問屋街として発展してきた、伊勢市河崎エリア。当時の面影を残す蔵が多く残っており、古民家をリノベーションしたカフェやショップが点在する。そのうちのひとつである「中谷武司協会(なかたにたけしきょうかい)」は、「サトナカ」をはじめ、デザイナー・中谷武司が手がける雑貨やアパレル商品などが並ぶ。「伊勢らしくて神宮らしい手土産を」という想いを込められ誕生したクッキー「サトナカ」。基本のフレーバーは、伊勢神宮の御神饌にちなんだ塩・米・酒の3種類。材料も地元の厳選素材を使用した、やさしい味わいだ。手作り・手包装にこだわり、18枚入りの「お結び」、48枚入りの「別品-Beppin-」の包装紙は伊勢神宮で使用する和紙を奉製する、大豊和紙工業の伊勢和紙が使用されている。ユニークで目を引くパッケージデザインにも注目を。河崎にある「里中地区」で使われている意匠である「サ」のマークを10個並べ、サトナカと読めるおもしろい仕掛けになっている。
    看板商品であるクッキー「サトナカ」9枚入り1000円
  • spot 28
    海老丸
    伊勢志摩の海の幸を堪能できる、おかげ横丁の漁師料理の店
    伊勢神宮内宮門前町にある「おかげ横丁」には、さまざまな料理店や土産店がひしめきあう。食事処「海老丸(えびまる)」は、伊勢志摩の魚介を使った海鮮料理を味わえる。木造の趣ある店内には、囲炉裏やへっついがあり、昔ながらの網元の屋敷が再現されている。1階には座敷席とカウンター席、2階には広々としたテーブル席があるので、一人旅から大人数の旅行まで幅広く利用可能。伊勢志摩の郷土料理のひとつ「てこね寿し」は、漁師が釣った魚を船上でさばいて醤油漬けにし、持って行ったご飯と手でこねて食べたのが始まり。一般的に、てこね寿しにはカツオがネタとして使われることが多いが、同店ではマグロを使ったてこね寿しを通年で楽しめる。ほかにはない伊勢志摩グルメを求めて、足を運んでみるのもいいだろう。そのほか、旬の魚を使った海鮮丼や焼き物など、季節ごとにメニューが変わるのも海老丸の魅力だ。
    「まぐろのてこね寿し」1600円。ほかにも、2つのネタが楽しめる「二色のてこね寿し」も選べる
  • spot 29
    シラセ
    伊勢神宮の御神木をあらわしたバームクーヘン「神宮スギ」が名物
    創業50年を超える、地元の洋菓子専門店。伊勢神宮のお膝元である伊勢市に店を構えていることから、伊勢神宮にちなんだ銘菓を数多く取りそろえている。看板商品は、伊勢神宮の御神木をあらわした見た目のバームクーヘン「神宮スギ」。御神木の年輪をモチーフにしており、1本ずつていねいに手作りされている。しっとりとした固めの生地で、口いっぱいに広がるやさしい甘さが特徴だ。老若男女に愛される昔ながらの味わいで、お祝い用の贈答品としても人気が高い。ほかにも、伊勢音頭の原型といわれる「河崎音頭」をモチーフにした合わせ最中「河崎音頭」(195円)や、伊勢神宮の御神鶏を形取り表現したサブレ「神苑」(324円)など、地元・伊勢をコンセプトとした多彩なスイーツがそろう。またケーキや焼き菓子なども豊富にそろい、観光客にとっての土産店としてだけではなく、地元客が日常で通いたくなる身近な洋菓子店としての支持も集めている。
    「神宮スギ(木箱入り)」4428円。三重県の杉の木を使った木箱は贈答用に重宝されている
  • spot 30
    へんばや商店 本店
    おかげ参りの参拝客に愛されてきた「へんば餅」
    伊勢市の玄関口である小俣町明野に店舗を構える「へんばや商店 本店」。かつてこの地は、おかげ参りに向かう参拝客の最終宿場町として栄えたという。同店は今から200年以上前に、そうした参拝客を中心にお茶や餅菓子でもてなす茶屋として創業した。伊勢に渡る「宮川の渡し」の手前の、乗ってきた馬を返す返馬所(へんばじょ)で餅菓子が振る舞われたことから、いつしか餅菓子は「へんば餅」と名付けられ、庶民に愛されるようになっていったのだそう。現在も「へんば餅」は、創業以来の変わらない味を守り続けるため、国産の原料にこだわって製造している。原料の特性や、日によって変わる温度や湿度にあわせて、調合などを細かく調整。その日に作ったものだけを提供しているのだとか。さらに「さわ餅」や「黒餅」など、さまざまな餅菓子を販売。本店だけではなく、工場見学のできる宮川店や、おはらい町店、伊勢市駅前店と、伊勢市内に全部で4店舗を構えている。
    名物の「へんば餅」は1個90円から(イートインの場合は1皿2個で160円)
  • spot 31
    岡田屋
    だしにもこだわった自家製タレのおいしさで評判
    古くから伊勢うどんの名店として知られている「岡田屋」。近鉄鳥羽線五十鈴川(いすずがわ)駅から、徒歩でおよそ22分ほどの場所に位置する。1953年(昭和28)の創業から守り続けているという自家製タレの味が自慢で、特に週末などには開店前から多くのお客さんで行列ができることもある。タレのだしに使用しているのは、高知県産のかつお節と煮干し。それらにブレンドした醤油をあわせて一晩寝かせ、とろみをつけてタレと麺がからみやすくなるようにしている。一方の伊勢うどんの特徴である麺は、弾力があってもちもちとした食感。味の濃いタレとよくからみ合い、相性も抜群だ。メニューはシンプルな「伊勢うどん」のほか、「玉子入り伊勢うどん」や「カレー伊勢うどん」といった変わり種もある。さらに夏限定で「冷やし伊勢うどん」もあるというから驚きだ。価格も良心的で、コストパフォーマンスに優れている点もうれしい。伊勢神宮への参拝に訪れた際には、ぜひ立ち寄ってみてはいかがだろうか。
    「伊勢うどん」600円。伊勢うどんならではの、だしの利いた黒いタレがおいしい
  • spot 32
    お伊勢屋本舗
    希少な伊勢豚と極上の松阪牛をテイクアウトで味わえる
    伊勢神宮の参道として親しまれ、数多くの店舗が軒を連ねる「おはらい町」。町歩きを楽しんでいて「少しお腹がすいたな」と思ったら、ぜひこちらの「お伊勢屋本舗」に立ち寄りたい。切り方や刺し方にもこだわり、一本一本をていねいに焼き上げる「松阪牛串」や、松阪牛とじゃがいもの両方の甘みを楽しめる「こだわりの松阪牛のコロッケ」は食べごたえ抜群。甘辛く味付けした松阪牛や具材をふわふわの生地で包み込んだ「松阪牛しぐれ福まん」もあり、これらはすべて厳選した松阪牛100%で作られている。一度食べたら忘れられないおいしさと評判だ。ほかにも、テイクアウトで食べ歩きしてもよし、用意されたベンチに座って、イートインでじっくりとそのおいしさを堪能してもよし。三重の名物である伊勢豚と松阪牛を、好きな食べ方で気軽に味わうことができる。腹ごしらえをしたあとは、引き続きおはらい町やおかげ横丁を練り歩き、地元グルメや土産選びを楽しもう。
    やわらかくてジューシーな「松阪牛串」880円。松阪牛の仕入先にもこだわっている
  • spot 33
    衣 GENERAL STORE(ジェネラル ストア)
    現代の暮らしに寄り添う、伝統工芸品・地場産品ショップ
    JR伊勢市駅から徒歩約3分。伊勢神宮外宮参道にある「衣 GENERAL STORE」は、三重県内の地場産品や伝統工芸品が並ぶライフスタイルショップだ。日々の生活に気軽に取り入れられるアイテムが整然と並ぶ姿に、思わず足を止めてしまうだろう。取り扱う工芸品は、「伊勢木綿」や「松阪もめん」「伊賀くみひも」「アコヤ真珠」などさまざま。職人の技を感じられる伝統工芸品でありながらも、日常使いしやすい現代らしいアイテムが集まっている。店名に「衣」とあるように、さまざまな色やデザインの布小物が充実。ポーチやがま口、ハンドタオル、各種バッグなど、ここでしか手に入らない別注品やオリジナル商品も豊富だ。「前沢組紐店」製の伊賀くみひもを使ったZIPポーチやミニショルダーは、伝統的な組紐を布状に加工した珍しい商品。伊勢観光の記念にもなりつつ、上質で長く愛用できるアイテムとの出合いを楽しむこともできる。伊勢観光に訪れるなら、お気に入りの一点を見つけに立ち寄ってみよう。
    外からも様子がわかる、明るく開放感のあるガラス張りの店舗
  • spot 34
    奥野家
    古くからの味を守り続ける伊勢うどんの老舗
    創業は1910年(明治43)。初代店主の奥野佐吉氏が、伊勢神宮外宮前で参拝客を伊勢うどんでもてなしたことから始まるという老舗だ。その後、3代目の奥野佐三氏が、現在も続く内宮前に店を移転。江戸時代にお伊勢参りの旅人向けとして考案されたといわれ、長年にわたって伊勢人の庶民食として親しまれてきた伊勢うどんの懐かしい味を、今も大切に守り続けている。おいしさの秘密は、溜まり醤油にかつお節、昆布などのだしを加えた濃厚なタレと、長い時間をかけてじっくりと茹で上げられた、もちもちとしてやわらかい麺。名物の「伊勢うどん」のほか、「とろろ伊勢うどん」や「だし巻き玉子の天ぷら伊勢うどん」「天ぷら伊勢うどん」などトッピングの種類も豊富にある。好みにあわせて注文しよう。また同じく伊勢の名物料理である「手こね寿司」も人気メニュー。伊勢神宮からのアクセスが抜群なので、参拝に訪れた際には立ち寄り、いろいろなおいしさを味わってみたい。
    昔ながらのシンプルな「伊勢うどん」550円。麺がやわらかいので消化のよさも抜群だ
  • spot 35
    くみひも平井
    伊賀組紐(いがくみひも)の雑貨やアクセサリーが鮮やかに並ぶ
    どっしりとした木造の建物には、色とりどりの組紐を使用した商品がずらりと並ぶ。伊賀組紐は三重県指定の伝統工芸品で、古くから土産物のひとつとして親しまれてきた。美しく染め上げられた絹糸や金糸、銀糸を多数使った「手組紐(てくみひも)」は、鮮やかな色彩と滑らかな手ざわり、優れた伸縮性が特徴だ。店内には帯締めや巻物の紐といった本来の用途に即したものをはじめ、髪飾りやピアスなどのアクセサリー、根付、各種キーホルダーやネックストラップなど、気軽に日常使いできるアイテムがそろっている。なかでも叶結びのキーホルダーはお土産にも人気。店内では組紐の実演が行われることもあり、昔ながらの伝統手法により組み上げられていく様子を間近で見学できる。ほかではなかなか見ることのできない職人技は必見だ。
    伊勢神宮内宮門前町の一角。風情ある建物が目印
  • spot 36
    豚捨
    「伊勢肉」にこだわった、老舗の牛肉専門店
    1909年(明治42)創業の精肉店「豚捨(ぶたすて)」では、こだわりの伊勢肉を使ったグルメを味わえる。一見、豚肉を使っているように思える店名だが、豚を飼っていた初代・捨吉(すてきち)が養豚業を辞め、牛肉店を始めたことから名付けられたとされる。豚捨専属の契約農家で丹精込めて肥育された和牛を扱っており、とことん肉質にこだわっている。店頭にはコロッケ、ミンチカツが並んでいて、なかでも外はサクサク、中はモチモチのコロッケは店の名物メニューだ。テイクアウトして町を散策するのもおすすめ。休日は長蛇の列ができることもある。奥の食事処では、牛丼やすき焼といった牛肉料理もゆっくりと堪能できる。2階席からはおかげ横丁の町並みを眺めることもできるので、本格的な牛肉料理を味わいながら、景色を楽しむのもおすすめ。
    店舗正面の左側にテイクアウト用カウンターがある
  • spot 37
    魚春
    伊勢志摩名物の「さめのたれ」が購入できる
    1931年(昭和6)に、伊勢の豊富な海の幸を取り扱う魚商として創業した。現在はさまざまな商品がそろう土産物店として、サンマやウルメ、アジなどの干物や、地元で獲れた海産物の加工品、伊勢ならではの和菓子、昔ながらの製法でていねいに織られた伊勢木綿の手ぬぐいやハンカチなど、幅広い商品を取り扱っている。なかでも特に人気の土産物が、昔から伊勢の家庭で食べられてきた、サメの干物「さめのたれ」。伊勢神宮の大きな祭典では欠かすことのできない、神饌(しんせん)の一品としても知られている。使われているサメの種類はアオザメやドチザメなど。切り分けたものをみりんと醤油、砂糖をあわせた特製のタレに漬け込み、セイロに並べて乾燥させてから、最後に天日干しで仕上げる。サメならではの淡白な味わいと、タレの味が相性抜群だ。食べるときには好みのサイズにカットし、オーブンなどを使ってこんがりと焦げ目が付くまで焼く。生では食べられないため注意しよう。この地方でしか食べられない珍しい干物なので、県外から訪れた際には土産に買って帰ればきっと喜ばれるだろう。
    みりんと塩の2種類がある「さめのたれ」800円~。大きさや時期によって価格が変わる
  • spot 38
    藤屋窓月堂
    名物「利休饅頭」から新しいコラボ和菓子まで充実
    明治初年に創業した「藤屋窓月堂(ふじやそうげつどう)」。味だけでなく色やかたちにもこだわることで、伊勢の和菓子文化をリードし続けている老舗だ。創業から変わらない名物は、北海道産のうずら豆とあずきで自家製餡した2種類の餡が特徴の「利休饅頭」。1990年(平成2)の天皇陛下御即位による神宮御親謁に際しても献上された。そのほか、黒糖を練り込んで焼いた生地に、うずら豆のつぶ餡を挟んだとら焼き「守武(もりたけ)の松」、三重の素材をふんだんに使用したみるくまんじゅう「常若(とこわか)」などもラインアップ。また、近年は伊勢の人気洋菓子店とコラボレーションブランド「ぼくたちのおかし」をスタートし、「利休饅頭」の餡を使った「利休マドレーヌ」などを販売。さらに2020年(令和2)には、津市のフレンチレストランと新ブランド「月と犬」を立ち上げ、無花果(いちじく)とスパイスを使ったどら焼き「干し無花果のどらエピス」や、今までにない新しいまんじゅう「橙~Daidai~」を開発するなど、和菓子と洋菓子の融合にも力を入れている。
    利休饅頭には、「うずら豆こし餡入りの白」と「小豆こし餡入りの紅」がある
  • spot 39
    若松屋
    明治創業の名店。素材にこだわった「伊勢かまぼこ」
    創業以来100余年、「本物の練り物作り」にこだわり続ける、伊勢かまぼこの老舗。上質な白身魚を新鮮なうちにすり身にし、魚本来の味わいを生かしたかまぼこを味わえる。無添加の化学調味料・保存料を使用しているので、子どもから大人まで安心して食べられるのもうれしい。片手で気軽に食べられるチーズ棒などは、店頭で注文するとその場で揚げてもらうこともでき、アツアツを味わえるのも醍醐味のひとつ。伊勢観光にぴったりの逸品だ。店内にはイートインスペースもあるので、休憩しつつお腹を満たしたいときに利用しよう。店の名物メニュー「伊勢ひりょうず」は、豆腐を加えたすり身にうずら卵をはじめとする9種類の具材が入っており、食べごたえ抜群。また、季節の食材を使用したひと月限定の味「月替りかまぼこ」は、うなぎや牡蠣、あおさなど、そのときの旬が堪能できる。ひりょうずやさつま揚げはお土産用もあるので、おかげ横丁のお土産にするのもいいだろう。
    竹の子や椎茸、うずら卵など具だくさんの「伊勢ひりょうず(400円)」
  • spot 40
    もめんや藍
    松阪の女衆の手で生まれた、松阪もめんの店
    天然藍の先染め糸で織り上げられた、「松坂嶋(まつさかしま)」と呼ばれる縞模様が特徴の松阪もめん。通気性や保湿性、耐久性に優れたこの素材は、松阪の商人によって広まり、粋を好む江戸時代に人気を誇ったという。そんな伊勢の人々の生活に溶け込んだ、松阪もめん製品を取りそろえた店が「もめんや藍」だ。1階には松阪もめんの藍染縞柄の反物のほか、50もの柄がある生地を使ったバッグや財布、ぬいぐるみ、生活小物など、豊富なオリジナル商品が並び、その数は900アイテム以上にもおよぶ。歴史ある松阪もめんを現代風にアレンジしたアイテムの数々は、日常使いはもちろんのこと、伊勢観光のお土産にもぴったりだ。また、2階にはブラウスやシャツなどのファッションアイテムも多数取りそろえられている。お好みの柄の生地を選んで作るオーダーメイドの商品も購入可能。伊勢観光の思い出に、お気に入りの一着を作るのもおすすめだ。
    三重県桑名市の街道筋にあった民家をイメージした、趣のある外観
  • spot 41
    おいせさん 外宮本店
    外宮参道にあるコスメブランド「おいせさん」の直営店
    「ココロとカラダの浄化(デトックス)」をテーマにしたコスメや日用品などを販売する「おいせさん」。伊勢神宮の外宮(げくう)からすぐの場所に位置する外宮本店は、こぢんまりした店構えながら、充実の商品ラインナップが魅力。あぶらとり紙やアロマキャンドル、アクセサリーやハンドジェルなど、数あるオリジナルグッズのなかでも人気なのが「お浄め塩スプレー」だ。フランキンセンスやローズマリーのエッセンシャルオイルとミネラルを含んだ天日塩を配合。別名・ご利益コスメともいわれ、若い女性を中心に人気を博しているそう。「お浄め塩スプレー」と並び、評判が高いのが「お浄め風呂神塩」。リフレッシュ、ヒーリングなどの気分にあわせて選べる4種類を展開。ミネラルを多く含む塩と、多種のエッセンシャルオイルを配合したバスソルトは、心身の浄化にぴったりだろう。商品はどれも質の高い天然由来の素材や日本製にこだわっているため、安心して使用できるのもうれしい。
    おいせさん・オリジナルキャラクターの暖簾が目印
  • spot 42
    山口屋
    自家製麺の「伊勢うどん」にこだわり続ける老舗
    昭和初期の創業以来、地元の人や観光客に愛される麺類専門店。近年は伊勢市内でも少なくなったといわれている自家製麺にこだわり続けており、小麦粉は三重県産の「あやひかり」を厳選している。名物の「伊勢うどん」は、じっくりと時間をかけて自家製麺を茹で上げ、溜まり醤油をベースにした香ばしいタレとからませて提供。極太でふんわりとやわらかな食感を楽しめる太麺と、タレのうまみが見事に調和しており、「これぞ伊勢うどん」という昔ながらのおいしさを満喫できる。さらにメニューの数も充実しており、伊勢うどんだけでもなんと10種類以上あるというから驚きだ。伊勢うどんのタレをベースにした隠れ名物の「いせそば」や、薄口にこだわった「うすくちうどん」「きしめん」なども人気メニュー。それぞれの麺類に「きつね」や「玉子とじ」「かやく」など、さまざまな種類がそろっている。なお「伊勢うどん」はテイクアウトも可能。自宅でも、伊勢ならではの懐かしい味を気軽に楽しむことができる。
    「伊勢うどん」583円。自家製麺ならではの嚙みごたえを楽しみたい
  • spot 43
    伊勢和紙館
    伊勢和紙の歴史を知り、触れて、魅力を実感
    明治時代初期より伊勢和紙の製造を開始した大豐和紙工業。以降、100年以上にわたり神宮御用紙を中心に各地の神社のお神札、お守りとなる紙を奉製してきた。現在は、植物の樹皮を原料に昔ながらの手法で職人自らが手漉きをして仕上げる「手漉き和紙」と、厚手の和紙や染色をしたシリーズなど多様な「機械抄き和紙」を展開。用途にあわせて最適な和紙を提供している。そんな大豐和紙工業の敷地内にある「伊勢和紙館」では、紙漉きの道具や紙漉きの工程のパネル展示などで、伊勢和紙の製造方法や歴史を紹介。館内では色とりどりの伊勢和紙のパッケージ商品をはじめ、便せんや名刺入れ・メモ帳などのグッズも販売し、実際に伊勢和紙独自の手触りや風合いを確かめながら商品を購入できる。また、併設の「伊勢和紙ギャラリー」では、不定期で伊勢和紙を使った写真展や書道展を開催している。
    三重県内唯一の和紙製造会社・大豐和紙工業の敷地内にある
  • spot 44
    五十鈴勢語庵
    正直なものづくりにこだわった銘菓「岩戸の塩ようかん」
    1926年(大正15)、土産物を中心に扱う店として夫婦岩の参道沿いに創業した「五十鈴勢語庵(いすずせいごあん)」。昭和時代に入ってからは和菓子専門店となり、地元の人や観光客から支持され続けている。いちばんの名物は、伊勢二見の海から汲み上げて作られた「岩戸の塩」を使い、上質な北海道産小豆や水あめ、寒天などで練り上げた「岩戸の塩ようかん」だ。「正直なものづくり」をモットーに、昔から変わることのない製法を守り続けている。その特徴として、原材料に添加物や着色料などはいっさい使用していない。まろやかな味わいは、職人が材料を厳選し、人の手でじっくりと時間をかけて作っているからこそ生まれる。ぜひ、本物のおいしさを味わってみてほしい。なお、ほかにも「岩戸の塩ようかん」をひと口サイズに型抜きして個包装した「汐風」や、縁起のよい亀甲のかたちに型抜きした「亀甲」も、土産におすすめだ。特に「汐風」は四季ごとに型が変わるので、手土産にも最適。地元ならではの自然の恵みが味わえる和菓子を堪能しに訪れてみてはいかがだろう。
    看板商品の「岩戸の塩ようかん」1本777円。常温で食べても冷やしてから食べてもおいしい
  • spot 45
    マコンデ美術館
    力強い現代アフリカ美術に触れられる
    マコンデの現代彫刻を中心に、東アフリカのタンザニア美術を一般公開する美術館。アフリカ大陸の自然のなかで培われた感性で、生活風景や神話などをモチーフにして創造された作品群を見ることができる。
    トーマス・シビナ作『叫ぶワニと周辺の仲間たち』
  • spot 46
    鵜倉園地
    南伊勢町の海、山、町並みをぜいたくに堪能できる公園
    漁業と農業が盛んな三重県の南伊勢町。山上一帯に点在する4つの展望台からは、リアス海岸や漁業をする様子などさまざまな風景を見晴らせ、夜には満点の星も楽しむことができる。季節によって表情を変える大自然の魅力を展望台から堪能しよう。
    恋人の聖地といわれる「見江島展望台」から望めるハート型の入り江
  • spot 47
    大内山動物園
    山間に広がる私設の動物園
    全国でも珍しい私設の動物園。ライオンなどの猛獣をはじめ、約114種700頭の哺乳類や鳥類を飼育するなど見ごたえがある。一部の動物にはエサをやることもできるなど、触れ合いも楽しい。
    2022年(令和3)1月に公開された新獣舎。周囲の山々の風景にもなじんでいる
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旅のヒント

  1. その1

    「伊勢神宮外宮」へは、伊勢市駅と宇治山田駅の両駅から行けるが、「外宮参道」を通る場合は伊勢市駅で降りる必要があるため注意。

  2. その2

    「伊勢神宮外宮」から「伊勢神宮内宮」までは5kmほどあるため、バスでの移動が一般的。10-20分ほどで到着する。

  3. その3

    「伊勢河崎商人館」「伊勢河崎商人館 商人蔵」は、最寄りの近鉄伊勢市駅や宇治山田駅から徒歩10分ほどだが、両駅にはレンタサイクルがあるため自転車に乗って訪れることもおすすめ。最寄り駅から距離があるスポットへ向かう場合は、レンタサイクルを有効活用しよう。

  4. その4

    二見エリアへの最寄り駅は二見浦駅。伊勢市駅からJR参宮線を利用すると、8分で到着する。最寄り駅から「二見興玉神社」や「伊勢忍者キングダム」などの観光スポットへは歩いて15分ほど。駐車場もあるため車で訪れることも可能だ。

  5. その5

    朝熊エリアへは車での移動が便利。「伊勢志摩スカイライン」の利用には通行料が必要となるので用意しておこう。「参宮バス」は土・日曜、祝日のみの運行なので注意。

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