山形

村山エリア

MURAYAMA AREA

温泉・自然・歴史・特産品に彩られた山形県の中心エリア

山形県内陸部のほぼ中央に位置する村山エリア。県庁所在地である山形市を有し、県土の約3割弱を占める。大朝日岳、月山、蔵王連峰を周囲に配した盆地である村山エリアは、四季がはっきりとし温度変化も大きい。特に夏はフェーン現象の影響で非常に高温になることも。しかしその気候のおかげで、果物や米、紅花のような特産物が生み出されている。特に紅花は、かつての最上川舟運時代に主要な商品として京都や大阪に輸出され、その代わりとして上方文化が村山エリアにもたらされた。「樹氷」で有名な蔵王連峰も村山エリアにある。蔵王山の周辺には多くのスキー場があり、東北の一大山岳リゾートという様相を呈している。さらに複数の有名な温泉郷があるエリアでもあり、特に大正ロマンの情緒あふれる銀山温泉には、年間30万人以上が訪れる。

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エリアの見どころ

  • spot 01
    御釜
    エメラルドグリーンに輝く神秘の湖
    雄大な風景の広がる刈田岳、熊野岳、五色岳の3つの峰に抱かれるようにしてたたずむ御釜。蔵王のシンボルとして親しまれる御釜は、光の加減で水の色を変えることから五色湖とも呼ばれている。
    光の当たり方で水の色を変える御釜
  • spot 02
    蔵王温泉
    1900年の歴史をもつ日本有数の硫黄泉で美人づくり
    西暦110年に開湯されたとされ、県内屈指の観光地となっている蔵王温泉。強酸性の硫黄泉は、その効能から美人づくりの湯として知られ、雄大な蔵王山麓の自然を味わいながら入浴できる。
    大自然に囲まれた露天風呂で開放感を味わう
  • spot 03
    蔵王ロープウェイ
    空中散歩で四季折々の蔵王の大自然を満喫しよう
    山形県屈指の観光地である蔵王温泉を訪れたら必ず訪れたいのが「蔵王ロープウェイ」。冬のスキーや樹氷観賞以外に、グリーンシーズンには登山や豊かな自然を求めて多くの観光客が利用する。
    蔵王山麓駅をスタートして樹氷高原駅を経由し、終点の地蔵山頂駅を結ぶ
  • spot 04
    山形酒のミュージアム
    県内49の蔵元を誇る山形の日本酒が蔵王温泉街に大集合
    日本の都道府県で初めて清酒の地理的表示「GI山形」の指定を受けた山形の日本酒。GIとは国が定める厳しい基準を満たす産品にのみ与えられる称号だ。そんな吟醸王国である山形県の蔵王温泉街にあるのが「山形酒のミュージアム」だ。酒ミュージアムでは県内49の蔵元の日本酒を取りそろえ、壁一面にはずらりと酒瓶が並ぶ。醸造行程を詳しく説明した展示など、日本酒について知識を深めながらラベルを見てまわるのも楽しい。入場料無料なのでまずは気軽にのぞいてみよう。もちろん日本酒を購入することも可能で、別料金で飲み比べのサービスも行っている。個性豊かな味わいのなかからお気に入りの1本を探してみては。蔵王温泉街を散策する際にはぜひ立ち寄ってみて。
    酒のミュージアムの立ち飲みスペース。有料試飲1杯300円-、3つの銘柄を飲み比べできる利き酒コースは800円-用意されている
  • spot 05
    御釜
    蔵王火山のつくり出したエメラルドグリーンが映える神秘の火口湖
    蔵王の象徴として知られる御釜。約1000年前の火山活動によってつくられたとされる火口湖は神秘的で、見るたびに表情を変えることから五色沼とも呼ばれる。その姿をひと目見ようと観光に訪れる人があとを絶たない。
    晴れた日には御釜の鮮やかな色が浮かび上がる
  • spot 06
    居合神社(居合道)
    戦国時代より伝わる居合道の発祥地にして全国唯一の神社
    居合道の発祥地として知られる「日本一社林崎居合神社(にほんいっしゃはやしざきいあいじんじゃ)」。日本唯一の居合神社であり、剣道・居合道に親しむ人を中心に、全国から参拝者が訪れる人気スポットとなっている。
    林崎集落の端に静かにたたずむ居合神社
  • spot 07
    道の駅 寒河江
    サクランボにスポットを当てた、道の駅の枠を超えたテーマパーク
    「チェリーランド」の愛称で親しまれている道の駅寒河江。複数の施設が集まっており、「道の駅」の規模としては東北一。サクランボの情報発信基地としての役割もあり、週末になると多くの観光客で賑わう。
    レストランや山形県おみやげセンターがある「チェリーランドさがえ」
  • spot 08
    山形美術館
    山形を代表する美術館で芸術に触れるひとときを
    山形市の中心部にある、豊かな自然に囲まれた山形美術館。国内外の美術作品展示やさまざまな企画展が楽しめる。山形にゆかりのある作品も多い。落ち着いた時間を過ごすのには最適な場所だ。
    霞城公園のそばにたたずむ、緑に囲まれた美術館
  • spot 09
    公益財団法人 上山城郷土資料館
    羽州(うしゅう)の名城と呼ばれ歴史を伝える上山のシンボル
    壮麗な城郭で「羽州(うしゅう)の名城」とも呼ばれた上山城。上山のシンボルとして市街地中心部にそびえ立っており、長い歴史を伝えてくれる郷土資料館としての役割を担っている。
    月岡公園の豊かな自然に囲まれてそびえる上山城
  • spot 10
    上山城の足湯
    城下町を満喫したら足湯でほっこり疲れを癒やして
    上山に湧き出るかみのやま温泉には古い言い伝えがある。1458年(長禄2)に肥前の国(現在の佐賀県)の僧、月秀上人(げっしゅうしょうにん)が、旅の途中で上山を訪れた際に、脚に傷を負った一羽の鶴が沼地に湧いた湯で傷を癒やし、飛び去る姿を見かけたのが始まりといわれている。そんな温泉街としても賑わう城下町にはいくつかの足湯があり、上山城にもそのうちのひとつがある。「上山城の足湯」は上山城を見上げつつお湯も楽しめるのがポイント。城好きにはたまらないロケーションだ。また、この足湯から市街地や蔵王を見渡す眺めの良さも自慢。散策を楽しんで疲れたら、景色を眺めながら「上山城の足湯」でひと息ついて。伝説の鶴のように古の時代から湧き続ける湯で足を癒やそう。
    屋根があるので雨でも安心して足湯を楽しめる
  • spot 11
    山寺
    豊かな自然とともにある、あの名句が生まれた寺院
    山寺の名で広く知られている「宝珠山立石寺(ほうじゅさんりっしゃくじ)」。山の斜面に点在する御堂には多くの修行僧が足を運んだ。俳聖・松尾芭蕉(まつおばしょう)が立ち寄り名句を残しており、山形観光には欠かせない名所だ。
    百丈岩(ひゃくじょういわ)の上に立つ開山堂には慈覚大師円仁(じかくだいしえんにん)の木造尊像が安置されている
  • spot 12
    山寺の力こんにゃく
    気分は修行僧? 山寺参りの前は力こんにゃくで元気をチャージ
    1015段の階段を上りお堂を巡る山寺(やまでら)は、宝珠山(ほうじゅさん)という山そのものがひとつの寺である。その山寺の名物が「力こんにゃく」だ。もともとは中国で漢方薬とされていたこんにゃくを山寺で精進料理として食べるようになったのが始まりだそう。山形のこんにゃくの多くは、もとの色が白いのが特徴。山寺ではいたるところに「力こんにゃく」の看板が並び、歩いていると醤油のいい香りが漂ってくる。しっかりと煮込まれた「力こんにゃく」を手に取ると、味が染み込み茶色に染まっている。ぺろっと1本食べられるボリュームで、ほどよい歯ごたえとダシの香りでクセになる味わいだ。「力こんにゃく」という名前だけに腹持ちも良く、満足感もあるので参拝の前にぜひ1本食べていこう。
    アツアツの力こんにゃくに辛子をたっぷり付けて
  • spot 13
    山形県郷土館「文翔館」
    時を刻み続ける大正時代の趣が復原された荘厳な遺構
    文翔館(ぶんしょうかん)の愛称で親しまれている「山形県郷土館」。2代目山形県庁舎および県会議事堂として建設され、大正初期の洋風建築の遺構となっている。復原された姿で、機械式時計とともに時を刻み続けている。
    威風堂々たる姿でたたずむ英国近世復興様式の建物
  • spot 14
    冷やしラーメン栄屋
    お客様のひと言から生まれた山形の夏の名物「冷やしラーメン」
    山形県はラーメン消費量が47都道府県のなかでナンバー1ということをご存じだろうか。蔵王連峰と朝日連峰に囲まれた盆地で夏は猛暑となる山形では、この季節になると食べられる「冷やしラーメン」というメニューがある。メニューの誕生は1952年(昭和27)、山形市内の栄屋(さかえや)の初代店主が「中華そばの冷たいのは作れないか」というお客様の声に、1年の試行錯誤の末に考案したのだそう。今では県内の多くの店で夏のメニューとして並ぶようになった「冷やしラーメン」だが、元祖である栄屋の味を求める人で今も行列ができている。冷たいスープはとても澄んでいて、あっさりとした醤油味。つるりとのど越しの良い麺がスープをまとい箸が止まらなくなるだろう。山形の食文化のひとつを築いた栄屋の「冷やしラーメン」は、ぜひ味わってもらいたい一品。山形駅からは15分おきに中心市街地コースの循環バスがあるので、本町バス停まで乗って行くのがおすすめだ。
    初めての人はちょっとびっくり? 氷の浮かんだ「冷やしラーメン」880円
  • spot 15
    霞城公園
    東北随一の広さを誇った城の遺構が残る公園
    地域の憩いの場として親しまれている霞城公園。東北随一の広さを誇ったといわれる山形城の遺構が随所に残されており威厳が感じられる。文化施設も複数あり、ぜひ立ち寄りたい。
    山形鋳物の技術で制作された最上義光(もがみよしあき)之像
  • spot 16
    ぐっと山形
    厳選された商品がずらり。Goodがいっぱい「ぐっと山形」
    山寺や蔵王、銀山温泉など山形県の内陸部に訪れるなら、観光物産館「ぐっと山形」に立ち寄ってみて。山形県内陸部を縦貫する国道13号沿い、表蔵王の広大な敷地に県内の厳選された特産品を取りそろえている。食の駅では採れたての野菜に季節のフルーツ、地元食材がずらりと並び、生産者の名前が書かれた青果はどれも新鮮だ。山形観光のお土産を探すなら、銘菓や銘酒、民芸品などのコーナーをチェック。さくらんぼやラ・フランス、だだちゃ豆を使った商品や、日本酒やワインなど豊富な品ぞろえに、きっとピッタリのお土産が見つかるはず。高速道路の山形上山ICや山形蔵王ICからも近いので、運転の休憩スポットにもおすすめだ。授乳室やバリアフリーのトイレも設置されており、幅広い年代にやさしいのもうれしいポイント。フードコートではそばやラーメン、スイーツなど山形名物を楽しんで。
    大きな看板が目印。観光バスも立ち寄るお土産スポット
  • spot 17
    山形まるごと館 紅の蔵
    グルメや買い物、観光案内所がそろう複合施設で山形の魅力をまるごと楽しもう
    山形駅と市街地中心の十日町のほぼ中間に立地し、アクセスが便利な「山形まるごと館 紅の蔵」。山形への旅の拠点として、情報収集をはじめ、買う、食べるの機能を備えた複合施設だ。
    紅花商人の蔵屋敷を改装した観光物産施設で、駐車場も併設
  • spot 18
    銀山温泉
    大正浪漫感じるフォトジェニックな秘境の温泉街
    NHK連続テレビ小説『おしん』の舞台として一躍有名になった銀山温泉。かつて鉱山として栄えた地で発見された温泉地には今もなお大正時代の街並みが残っており、山形観光にははずせない人気スポットとなっている。
    レトロな雰囲気が訪れる人を魅了する
  • spot 19
    大正ろまん館
    銀山温泉の玄関口。おいしいを求め「大正ろまん館」へ
    ノスタルジックな雰囲気で人気の銀山温泉。そんな銀山温泉街の少し手前、のどかな景色のなかに銀山観光センター「大正ろまん館」がある。レストランでは地元産の素材を使ったこだわりのメニューを提供している。この味を求めて県外から訪れる人も多いそうだ。小腹が空いたときのおすすめは、銀山温泉名物の「はいからさんのカリーパン」。平日は2種類のところ、週末のみ4種類(並・チーズ・辛口・エビチリ)を販売している。なかでもエビチリパンは、ろまん館限定販売なので気になる人は迷わずここで買って。お土産の人気ナンバー1はチーズまんじゅう。広い駐車場は安心して車を停められるので、地元の人もよく買いに来るのだそう。温泉街近くの駐車場は台数が限られているため、ここに駐車してバスで散策へ向かう人も多い。大正ろまん館と温泉街間にはシャトルバスが運行しており、設置されている呼び出しボタンでバスを呼び出せるようになっている(往復300円)。散策を満喫したら買い忘れたお土産がないかじっくり選んでいこう。
    銀山温泉の雰囲気が伝わってくるレトロなデザイン
  • spot 20
    フルーツ狩り
    旬の果物の数々を心ゆくまで満喫しよう
    山形を訪れたらぜひ体験したいのがフルーツ狩り。全国の約7割の生産量を誇るさくらんぼを筆頭に、初夏から秋にかけてブドウや桃、リンゴ、ラ・フランスなどの収穫体験をできる。
    ピオーネ、ナイアガラ、シャインマスカットなど果樹園によってさまざまな種類のブドウを楽しめる
  • spot 21
    天童温泉
    将棋のまち、天童の知らない魅力を発見!充実の温泉旅を叶えよう
    将棋の駒の生産で知られる天童市は温泉地としても有名で、美人の湯と呼ばれる名湯と絶品料理を満喫できる宿がそろう。アクセスもよく、県内各地への観光拠点としても便利である。
    ホテル王将の前にある「童の湯(わらべのゆ)」。天童温泉には全部で3つの足湯がある
  • spot 22
    道の駅 天童温泉
    「食・遊・買・足湯」すべてが詰まった道の駅
    山形県の主要幹線道路である国道13号線沿いにある、食べる・遊ぶ・買う、そして足湯まで楽しめる「道の駅 天童温泉」。地元の特産品が豊富にそろい、利用者から高い評価を得る。
    広大な敷地にある「道の駅天童温泉」。駐車場も広々として国道からのアクセスもスムーズだ
  • spot 23
    天童温泉屋台村「と横丁」
    将棋がコンセプト「と横丁」でおいしい楽しい天童の夜を
    将棋のまち天童の温泉街にオープンした「と横丁」。美食美酒はもちろん、将棋をコンセプトにした館内は写真を撮りたくなるスポットがいっぱいだ。散りばめられた将棋モチーフをいくつ見つけられる?
    あれもこれも?あらゆるところに将棋の駒の形を見ることができる
  • spot 24
    水車生そば
    一度食べたら虜(とりこ)になる味わい、水車生そばの「鳥中華」
    1861年(文久元)創業の老舗そば店「水車生そば(すいしゃきそば)」。名物の「元祖鳥中華」は、もともと5代目店主が考案したまかないメニュー。徐々に口コミで広まり、通常メニューとなったのが50年程前の話だ。現在では「鳥中華」を目当てに県内外から多くの人が訪れる。こだわりの純和風だしに特注の中華麺、ふっくらやわらかな若鶏は絶品。天かす、ネギ、きざみ海苔、三つ葉とそれぞれの具材がさらに味を引き立てる。店内は囲炉裏風の雰囲気ある座席のほかにテーブル席やゆったりと座れる座敷スペースもあるため、子ども連れの利用客にもうれしい。また古くから受け継いできたそばは、自家製粉の挽きぐるみ粉を使用し昔ながらの素朴な味わいが特徴だ。歯ごたえある手打ちそばを嚙みしめ、広がる甘みと香りを楽しもう。自家製粉に使用している石臼は年に1度目立てという処理を行い、長年大切に使われる。役目を終え店頭に積み上げられた石塚からも「水車生そば」の長い歴史を感じられるのではないだろうか。
    鳥中華発祥の店で味わう「元祖鳥中華」(830円)
  • spot 25
    御苦楽園
    社会大学と呼ばれた修養の庭「御苦楽園」を眺めてみて
    山形県天童市にある「御苦楽園(ごくらくえん)」は、この地域で複数の事業を展開していた水戸部弥作(みとべやさく)が、隠居後の昭和初期の不況下に地域の失業救済の一策として8年の年月をかけて築庭した回遊式の日本庭園である。約6612平方メートル(2000坪)を超える敷地内には県内外から集められた庭石や庭木を配され、四季折々に異なる風情を楽しむことができる。また、園内の中央には滝の流れ落ちている場所があり、「長命水」と名付けられ今も飲用可能だ。「御苦楽園」という名前には人生の苦しみと楽しみを込めた修養の庭という意味が込められており、教育熱心だった水戸部弥作は大人から子どもまで多くの人が学べるように柱石を立て、自ら庭園を社会大学と呼んでいたという。柱石に刻まれている人生の処世訓について詳しく知りたい場合には、園主に御苦楽園の成り立ちや園内の説明、水戸部弥作の教えなどを40分程で案内してもらうことも可能ということなので相談してみよう。ぜひ、庭の造形とともに時代背景なども考えながら、数々の処世訓と美しい庭園を眺めてみてほしい。
    人生の苦しみと楽しみを盛った庭園という意味で名付けられた「御苦楽園」
  • spot 26
    将棋むら天童タワー
    大きな将棋駒が目印!天童ならではの体験を旅の思い出に
    将棋駒の生産日本一を誇る天童市。ひときわ大きい「王将」の駒が目印の「将棋むら天童タワー」は、将棋駒の実演販売所やレストラン、ショッピングフロアのある観光施設だ。山形名物を食べられるフードコーナーでは、県民に広く愛されている夏のメニュー「冷やしラーメン」を通年で楽しめる。ショッピングフロアでは職人の技が美しい将棋駒や飾り駒といった天童の特産品のほか、館内のブルワリー、Brewlab.108(ぶりゅーらぼとうはち)で醸造された希少な地ビールを購入することも。そして、ぜひ予約して行きたいのが、そば打ち、書き駒、紅花染などのさまざまな体験教室だ。人気の書き駒体験ではお気に入りの「一文字」を筆を使用して駒に書いていく。定番の左馬のほかにも、たくさんの文字のなかからどれにしようか選ぶのも楽しい。屋外には芭蕉の句碑の並ぶ日本庭園「芭蕉庭園」や、出羽三山神社参りのご利益を受けられる分社があるので、あわせて立ち寄りたい。
    遠くからでもすぐ見つけられる大きな王将の駒にTENDO TOWERの文字
  • spot 27
    文四郎麩
    約160年の歴史を誇る麩の専門店
    江戸時代から麩の生産が盛んな地域である東根市六田(ひがしねしろくた)。1860年(安政7)から続く「文四郎麩」は、伝統の製法を守りながら、さまざまな商品を製造・販売する麩の専門店だ。
    さまざまな麩の商品を購入できるショップ
  • spot 28
    慈恩寺テラス
    国指定史跡「慈恩寺(じおんじ)」の歴史的価値や魅力を紹介する交流拠点
    旧境内一帯が国史跡の指定を受けた「瑞宝山 本山慈恩寺(ずいほうざん ほんざんじおんじ)」を紹介する「慈恩寺テラス」。慈恩寺のふもとに位置し、240度の円形シアターや展示室、寺カフェなどをそなえる。
    慈恩寺のふもとにオープンした交流拠点施設「慈恩寺テラス」
  • spot 29
    グリバーさがえ
    広大な敷地に芝生と水上の遊びが詰まった多目的広場
    山形県寒河江市南部の最上川沿いにある「グリバーさがえ」は、水と緑が並存する都市公園。体験やスクールなども充実しており、子どもから大人まで楽しめるアクティビティを提供している。
    水上オートバイなど水と触れ合うアクティビティが満載
  • spot 30
    GEA
    ニットメーカー佐藤繊維が展開するセレクトショップ
    デザイン力と確かな製品で知られる佐藤繊維が手がけるGEA。自社ブランド品や注目ブランドを扱う洋服や雑貨、山形の食材を味わえる飲食と、衣食住3つのエリアで構成されたセレクトショップだ。
    JR寒河江駅から徒歩約3分。築100年以上の石蔵をリノベーション
  • spot 31
    お食事処・お泊り処・お湯処 ろばた
    隠れた蔵王温泉の名物ジンギスカン
    蔵王温泉を訪れたらぜひ味わいたい名物グルメがジンギスカンだ。発祥の地ともいわれる蔵王には今でも提供店が複数あり、クセの少ないラム肉と各店特製のタレが多くの観光客の舌をうならせている。
    新鮮なラム肉と採れたて地元野菜のジンギスカンは格別
  • spot 32
    いがもちの里 さんべ
    やさしい甘さが人気の山形の伝統和菓子「稲花餅の里(いがもちのさと)」
    蔵王温泉には「稲花餅(いがもち)の里」という名物グルメがある。古くから蔵王の温泉街の土産物屋で売られている人気の一品だ。口あたりのよいこし餡が入った餅を笹の葉に3つ載せた、素朴でやさしい甘さと香り豊かな味わいが特徴。餅の下に敷かれている笹の葉は、現在でも天然のクマ笹の葉を蔵王の山から採取しているという。「稲花餅」という名称の由来には諸説あるが、稲の豊作を願ったといわれており、餅の上に載っている黄色く染めた米粒は稲の花をモチーフにしている。餅の中の餡には「世の中が安泰であるように」という祈りが込められ、餅が3個なのは「豊年万作、家内安全、商売繁盛」の願いを神様に叶えてもらうためだという。カフェを併設する「いがもちの里さんべ」は、温泉街から少し下った位置にある童子平(どうしだいら)にある。稲花餅は職人による手作り。大量生産はできないため、売り切れてしまうこともしばしばだという。また防腐剤など不使用のため日持ちもしない。時間をおくと硬くなってしまうため、賞味期限は購入当日になっている。売り切れが心配な場合は予約を入れよう。
    古くから蔵王温泉街で売られている。保存料不使用のため、買った当日に食べよう
  • spot 33
    かみのやま温泉
    城下町の風情と鶴脛(つるはぎ)の湯「かみのやま温泉」で歴史探訪の旅
    上山城や武家屋敷といった城下町の風情が色濃く残る山形県上山市(かみのやまし)。城下町に湧くのは無色透明で肌あたりのよい温泉。古くは出羽詣から参勤交代の宿場町として賑わいを見せた歴史ある街並みを散策してみよう。
    かみのやま温泉は東京駅から新幹線で約2時間半
  • spot 34
    かみのやま温泉クアオルト
    上山でクアオルト健康ウォーキングを体験
    自然あふれる里山で「がんばらない」「無理しない」、ドイツ生まれのクアオルト健康ウォーキングを楽しもう。日本で唯一の本場認定のコースやここでしか出合えない景色を満喫したい。
    花咲山(はなさきやま)の中腹にある展望台は「恋人の聖地」としても知られる
  • spot 35
    山形プリン
    賞味期限10分!厳選した新鮮素材を使った山形初のプリン専門店
    上山市(かみのやまし)の老舗旅館「古窯(こよう)」が手がける山形県初のプリン専門店「山形プリン」。山形産のやまべ牛乳、紅花で飼育されたニワトリの「紅花たまご」など山形産の素材にこだわり、濃厚で口あたりなめらかなプリンを提供する。おもてなしのプロが試行錯誤してたどり着いたプリンが「生プリン」だ。いちばんおいしい状態を味わってほしいと、なんと賞味期限は10分。真っ白のプリンと、別皿で卵黄とカラメルソースが提供される。そのままプリンだけで、黄身をからめて、カラメルをかけてなど、ひと口ごとに違ったおいしさを楽しめる。1日20食限定なので早めに行くのがベター。ドリンクとのセット(1210円)が人気だ。生プリンのほかにも、サクランボやシャインマスカットなど山形の旬のフルーツが載ったプリンや、上山市の「タケダワイナリー」とコラボした大人向けのワインプリンなど魅力的なラインナップ。瓶のプリンはテイクアウトができるため、自分用にも、手土産としても喜ばれる。毎日工房で職人が手作りする絶品プリンをぜひ味わってみて。
    朝採れの卵を使用。生プリン880円
  • spot 36
    UNITE CAFE
    蔵王で南仏リゾート気分を味わえるおしゃれなカフェ
    蔵王温泉街のはずれに位置する「UNITE CAFE(ユニテカフェ)」。山形市のハウスメーカー「ユニテハウス」が2018年(平成30)にオープンした。南仏プロヴァンス地方にある地元で愛されているカフェを再現したという内装は、蔵王にいながらにして南仏のリゾート気分を味わうことができる。店内には薪ストーブも設置されており、さらに気分を盛り上げる。「くるみデザートとランチのお店」というキャッチフレーズのとおり、ユニテカフェはくるみを使ったデザートが充実。くるみを練り込んだソフトクリームに砕いたクルミとクルミ餡の添えられた「生くるみソフト」は人気メニューのひとつ。ランチにはカレーやナポリタンといったカフェメニューから、ドイツの伝統料理アイスバインまで幅広く楽しめる。春から秋は開放感あふれるテラス席の利用もおすすめ。また、愛犬と一緒に過ごせるペット席も完備する。2020年(令和2)には、ユニテカフェの敷地内に散策コース「天空回廊」が完成。3か所ある展望デッキからは、蔵王温泉街や蔵王連峰などの絶景を見渡すことができる話題のビュースポットだ。
    蔵王の自然に包まれながらカフェタイムを楽しめるとあって人気のテラス席
  • spot 37
    蔵王ブルワリー
    蔵王温泉のふもとに誕生した山形市初のクラフトビール&レストラン
    2022年(令和4)3月に山形市蔵王の朱い鳥居のそばに誕生した「蔵王ブルワリー」は、蔵王連峰の湧水を使用したクラフトビール醸造所。本格ピザや蔵王牛のローストビーフ、蔵王チーズなど蔵王ならではのメニューをクラフトビールとともに楽しめるビアレストラン「Crang Dining(くらんぐだいにんぐ)」も併設されている。自慢のオリジナルクラフトビールは個性的な4種類をそろえる。「SNOW MONSTER」は日本初の白いクラフトビールで蔵王の冬の観光名所「樹氷」をイメージ。フルーティーで飲みやすく、ふだんビールをあまり飲まない方にも好評だという。「YAMAGATA さくらんぼALE」は、山形県産のサクランボをぜいたくに使った山形ならではのフルーツエール。「MATSUNOMORI ALE~Re fresh~」は、樹氷を作る「アオモリトドマツ」から着想を得て造られたやさしく芳醇な味わいのペールエール。「ZAO CLASSIC IPA」は夜の蔵王温泉をイメージしており、芳醇な香りと苦みを味わえる。4種類のクラフトビールを飲み比べできるセットも人気である。瓶ビールはお土産にもおすすめ。蔵王の新名所をぜひ訪れてみよう。
    醸造所から直接提供するできたてのクラフトビールを
  • spot 38
    KIITOS VILLAGE
    ハイセンスな空間が広がる蔵王山の入り口にあるドライブイン
    蔵王山の入り口にある迫力満点の大鳥居のそばに、2022年(令和4)にオープンした「KIITOS VILLAGE」。山形市内に焼肉店「すてーじ火輝(かき)」「火輝-極-(かききわみ)」など4店舗を展開するKAKIグループがプロデュースするドライブインだ。築40年の建物を約1年かけて自分たちの手でリノベーションしたという。1階にはカフェ&レストランやショップ、2階にはプライベートルームや釣具ショップ、男性専門の脱毛サロンが入る。レストランは入り口の券売機で食券を購入するスタイルで、カレーや肉そば、パスタなど多彩なメニューを楽しめる。なかでも山形牛を使用したハンバーグが人気で、やわらかくジューシーな味わいが魅力だ。窓から蔵王大鳥居を眺めながら食事を楽しむことができる。テーブル席のほか、カウンター席にはコンセントもあってうれしい。コーヒーやソフトクリームなどのカフェメニューはテイクアウト可能。また2階には貸切で使えるプライベートルームがあり、部屋にはキッチンやサウナも完備されている。
    駐車場も広々。 ドライブ途中に立ち寄りたい
  • spot 39
    最上川三難所舟下り
    かつて船頭たちが恐れた最上川の3つの難所を通るスリル満点の舟下り
    山形県の母なる川といわれる最上川。かつて舟運が盛んだった頃、船頭たちが通るのを恐れた3つの難所が村山市にある。舟で急流を下るスリルとともに、最上川とともに生きた山形の歴史を体感しよう。
    船頭による軽妙な案内や唄も、舟下りの楽しみのひとつ
  • spot 40
    東沢バラ公園
    バラの香りに包まれて「東沢バラ公園」で優雅なひとときを
    美しい庭園のなかで750種類以上のバラが楽しめる「東沢バラ公園」。年に2回、バラが見頃を迎える時期に開催される「バラまつり」では、色とりどりのバラの姿と芳醇な香りに心うっとり。
    色とりどりのバラが庭園内に750種以上。華やかな園内に香りが漂う
  • spot 41
    山菜料理専門宿 出羽屋
    四季折々の山の恵みを楽しめる山菜料理の名店
    月山のふもとである山形県西川町間沢(まざわ)にある全国でも珍しい山菜料理専門の宿。創業95年を迎え、山菜料理の生みの親ともいわれる出羽屋には、地元のみならず全国から訪れる人があとを絶たない。
    滋味あふれる「月山山菜そば」(1500円)
  • spot 42
    道の駅にしかわ
    地ビール工場に温泉施設もあり楽しみ満載
    山形県西川町にある「道の駅にしかわ」。まちの特産品である季節ごとの山菜やきのこ、採れたての農産物が低価格で並び「月山自然水」を使った地ビールの醸造所や日帰り温泉施設も併設されている。
    併設の地ビール工場で作られた「月山ビール」
  • spot 43
    タケダワイナリー
    上山の地で100年以上ワインを造り続ける老舗ワイナリー
    果樹栽培で有名な山形県上山市で100年以上ワインを醸造しているのが「タケダワイナリー」だ。およそ15万平方メートルにも及ぶ自社農園では、10種類近くのブドウが作付けされている。
    自社農園で栽培されるブドウ。樹齢70年になる樹もあるという
  • spot 44
    山寺芭蕉記念館
    松尾芭蕉と門人の作品を収蔵・展示する交流拠点
    俳人・松尾芭蕉は1689年(元禄2)「おくのほそ道」行脚の途上、山寺を訪れ、名句「閑かさや岩にしみ入蝉の声」を詠んだ。その芭蕉の名を冠する「山寺芭蕉記念館」は、芭蕉が山寺を訪れてから300年の節目を記念し、1989年(平成元)に建設された。常設展では松尾芭蕉の真筆や「おくのほそ道」の関連資料などを展示。映像コーナーでは芭蕉に関する映画が上映され、芭蕉について深く知ることができる。常設展示のほかに企画展も開催されており、毎年夏には妖怪を題材にした展示が行われるなど、魅力的なテーマのものが多い。また研修室や茶室も備えている。茶室は京都の北山杉をおもな材料とした数寄屋造りで、格調高い純和風の空間が広がり、茶会や研修会・撮影会に利用されている。この記念館は宝珠山立石寺(ほうじゅさんりっしゃくじ)を一望できる高台に位置するため、桜、新緑、紅葉、雪景色と季節ごとのすばらしい山寺の景観も見どころだ。その眺めは、山形県が選ぶ美しい自然景観「やまがた景観物語」のおすすめビューポイントのひとつ。自然と調和した山寺芭蕉記念館で芭蕉の偉業と歩みを振り返るひとときを過ごしてはいかが。
    芭蕉に関する文書や映像などを観賞できる
  • spot 45
    どんどん焼き おやつ屋さん
    お祭り屋台には欠かせない、山形のソウルフード
    山形名物「どんどん焼き」とは、東京発祥のもんじゃ焼きを持ち歩きしやすいように箸に巻き付けたローカルフード。最近では祭り屋台だけでなく、常時提供する店舗も出るなど、山形県民には非常に身近な食べ物だ。
    割り箸に巻きつけた形が特徴的な「どんどん焼き」
  • spot 46
    草木染工房 瓶屋
    自前の染料畑で栽培した植物による循環型のものづくり
    陶芸の里としても知られる山形市平清水に店を構える「草木染工房 瓶屋」。自然豊かな染料畑で無農薬栽培した植物を使って染め上げた絹や和紙、繭玉を使った作品の展示や販売を行っている。
    紅花や藍、藤袴や日本茜など自然の草木のみを使って染められた絹製品
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    七右エ門窯
    約200年続く伝統を守り続ける窯元で陶芸の歴史に触れる
    山形県内でも特に古い歴史をもつ「平清水焼(ひらしみずやき)」の伝統を現代に伝える「七右エ門窯(しちえもんがま)」。職人手作りの作品が常時300点展示販売されるほか、陶芸体験や絵付け教室も行っている。
    現存する窯元のひとつ「七右エ門窯」。観光の合間に手軽に体験できる陶芸教室が人気
  • spot 48
    La Jomon
    店主こだわりの銘酒が並ぶ純米酒専門店
    JR山形駅から車で約10分、四季折々の美しい自然に囲まれた山形市平清水地区にある「La Jomon」。清酒専門評価者であり酒造りの蔵人だった店主が県内外からセレクトした日本酒が並ぶ純米酒専門店だ。扱うのは醸造アルコールが添加されていない純米酒のみ。近年はプライベートブランドも展開し、県内外から酒好きが訪れる。豊富な品ぞろえのため、お酒選びに迷ったら店主に相談してみよう。また店内では日本酒にあう添加物不使用の調味料や缶詰、おつまみの販売も行う。日本酒を深く知りたい人は、店主によるテイスティングセミナー(2200円-)に参加をしてみては。「La Jomon」から約50mの場所にある平清水焼きの窯元・七右エ門窯(しちえもんがま)の敷地内にある会場で行うセミナーは日本酒の基礎コースから利き酒コース、6号酵母コースなどを用意。お酒の飲めない同行者向けにはノンアルコールのコースも展開する。日本酒のテイスティング体験もでき、気に入った銘柄は店舗で購入することができるのもうれしい。セミナーは事前に電話またはメールで申し込みが必要だ。
    初心者から上級者まで楽しめる品ぞろえ
  • spot 49
    最上川美術館
    最上川を現場で描き続けた洋画家の作品
    最上郡戸沢村出身の洋画家、真下慶治(ましもけいじ)は生涯にわたり最上川の情景を描き続けた。2000点近くの作品のうち約200点が収蔵、展示されているのが「最上川美術館」だ。
    自然採光を取り入れた常設展示室
  • spot 50
    観光果樹園高橋フルーツランド
    まるで宝石のようなサクランボを思う存分楽しもう
    寒暖の差が大きく果物作りに最適な地形である上山市に1983年(昭和58)に創業したのが「観光果樹園高橋フルーツランド」だ。かみのやま温泉駅から車で約15分の距離にあり、果樹園ではサクランボやブドウ、ラフランスなど季節によってさまざまなフルーツ狩りができる。何よりもこだわっているのが土づくりで、安心安全かつ力強い土づくりによって濃い味の果実栽培を行っている。サクランボ狩りでは佐藤錦、紅秀峰、高砂、紅さやかなどさまざまな品種のもぎ取りを楽しむことができると県外から多くの方が訪れる。5月下旬から6月上旬にかけては温室サクランボ狩り体験が可能。温室の中でじっくり手間ひまかけて育てられたサクランボは皮がやわらかく甘みも強いのが特徴だ。さらに2022年(令和4)に販売が始まった新品種「やまがた紅王」にも注目したい。敷地内ではカフェ「HATAKE STYLE」を運営しており旬のフルーツをたっぷり使ったパフェや季節野菜をふんだんに使ったランチメニューを提供している。ショップもあるためお土産購入もこちらで。
    有機栽培にこだわったおいしいサクランボ
  • spot 51
    王将果樹園
    将棋のまちのフルーツファーム「王将果樹園」でサクランボ狩り
    山形の初夏から秋にかけて賑わいを見せるのが果樹園。そのなかでも60年以上にわたって天童で果樹栽培を行ってきたのが、「王将果樹園」だ。当初はリンゴの栽培をメインとしていたが、徐々にブドウや桃、そして山形を代表するサクランボの生産量を増やしていったそうだ。現在は約1200本ものサクランボの樹が植えられ、もぎたてを思う存分食べられる、サクランボ狩りを体験できる。天童市内の観光果樹園では唯一「温室さくらんぼハウス」を所有し、5月中旬~7月中旬までの長い期間サクランボ狩りを楽しめる。当日受付もしているが、ウェブサイトからの予約がおすすめ。特定日のみの開催だが、早朝の涼しい空気のなか行う朝摘みサクランボ狩りは実が締まって甘みが増すと評判だ。ハウスを完備し天候に関係なくサクランボ狩りを体験できることもうれしい。2015年(平成27)にオープンした直営のフルーツカフェ「oh!show!cafe(おうしょうかふぇ)」では季節のフルーツをたっぷりと使ったパフェが大人気。週末はパフェを求めて行列ができることも。6月中旬-7月中旬にかけて登場するさくらんぼパフェには、さまざまな品種のサクランボがぜいたくに使われている。
    紅秀峰、佐藤錦などのサクランボが載ったパフェ。クリームも甘さ控えめでペロリと食べられてしまう
  • spot 52
    大石田そば街道
    地域の気候ともてなしの文化が作り上げた「そばの里」
    かつて最上川舟運の河岸場として栄え、そば栽培に適した気候の山形県大石田町。腕自慢のそば屋が16店舗点在することから、「そば街道」と呼ばれるようになった。そば好きならぜひ訪れたいエリアだ。
    ほどよいコシがあり、のどごしなめらかな田舎そば
  • spot 53
    七兵衛そば
    大根のおろし汁で味わう田舎そば食べ放題の人気店
    いくつもの手打ちそば屋が軒を連ねる大石田そば街道。次年子(じねんご)にある「七兵衛そば」は、1989年(平成元)にオープン。テレビ番組でも取り上げられる有名店で、県内外から多くの客が訪れる。「こんな山奥まで来てもらったからにはお腹いっぱい食べてほしい」とのご主人の想いから、メニューはそば食べ放題のみ。店で手打ちされるそばはしっかりとした歯ごたえ。辛みのよく利いた大根のおろし汁にそばつゆを入れるスタイルで、そばの風味をより引き立たせる。このエリアでは昔からそばも餅も大根おろしで食べたそうだ。店に着いたら玄関先に置いてある番号札を取り、順番を待つ。席に着くと、まずは付け合わせがやってくる。地元産のキクラゲのおひたしや、ワラビの一本漬けなどどれも絶品だ。お代わりはそばを食べ終わる頃に店員さんが「もう1杯どうですか」とやさしく聞いてくれる。個人差はあるが、3-4杯食べる人が多いそうだ。本格的な手打ちそばを心ゆくまで味わおう。
    そばのうまみと大根の辛みが口いっぱいに広がる
  • spot 54
    あらきそば
    挽きたてのそば粉で作る十割そばを心ゆくまで味わおう
    1920年(大正9)に山形県村山市に創業した老舗のそば屋「あらきそば」。県内外からそば好きが集う店で提供されるのは、山形県内陸部で古くから親しまれている「板そば(いたそば)」だ。昔ながらの作り方を受け継ぎ「挽きたて・打ちたて・茹でたて」を守るそばは、嚙めば嚙むほどそば本来の風味と甘みを楽しめる。原料には上品な香りと甘みが特徴の地元村山市産のそば粉「でわかおり」を用いる。そばの量は、半毛利(もり)(0.5人前)、うす毛利(1人前)、1.5倍毛利(1.5人前)の3種類。2015年(平成27)には、フランス政府が認定する世界トップ1000レストラン「ラ・リスト」に東北地方で唯一選出された名店である。そばとあわせて注文する方が多いのが、手作りの味噌ダレで作られる「にしんの味噌煮」だ。じっくり煮込まれたニシンは、箸を入れるとすっとほぐれるほどやわらかい。そばのサイドメニューとして人気だが、創業時は酒の肴(さかな)のあてとして提供されていたという。そばとあわせて注文してみよう。
    硬めで香り高いそば。「うす毛利」(1200円)(1人前)
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    高源ゆ
    カラダとココロを整える日本初のリカバリー温泉施設
    標高1000m、トップアスリートが高地トレーニングを行う「蔵王坊平アスリートヴィレッジ」の敷地内に2020年(令和2)7月にオープンした「高源ゆ」。温泉やサウナのほか、運動後の疲労回復や機能回復を目的としたプールやスタジオ、酸素カプセル、多目的ルームを完備する。多用途に利用できる施設には、アスリートだけでなく地元民や観光客も多く訪れる。木を基調としたスタイリッシュな空間も魅力だ。地下1000mから湧く天然温泉は、「炭酸水素塩泉」と「硫酸塩泉」の2つの泉質。どちらの泉質も筋肉痛や関節痛によいといわれている。また「セルフロウリュ」ができる本場フィンランド式のサウナも人気だ。利用者が自分でサウナストーンに水をかけ蒸気を発生させて体感温度を上げることで、心地よく発汗を促してくれる。サウナは1時間に最大10名までと利用制限があるため、予約制となっている。プライベートでサウナを体験したい人向けに貸切トレーラーサウナも。プライベートスパエリアには流水装置付きプール、歩行用アイスバスやジャクージを備え、こちらも完全予約制だ。
    入浴のみの利用も可能。大きな窓がある浴場は開放感たっぷり
  • spot 56
    やまがたクリエイティブシティセンターQ1
    リノベーションにより新たに創造都市やまがたの拠点施設となった旧校舎
    山形市の中心街にオープンした創造都市やまがたのクリエイティブの拠点「やまがたクリエイティブシティセンターQ1」。小学校の校舎をリノベーションした建物にはさまざまなテナントが入居しており、持続的発展が可能な都市創りの拠点として注目を集めている。
    かつて校舎であったことがわかる建築デザイン。Qのモニュメントが印象的
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旅のヒント

  1. その1

    村山エリア観光の拠点は山形駅となる。JR山形駅は山形新幹線が停車するため、首都圏からもアクセスしやすい。市内には山形空港もあり、日本国内の主要都市へ定期便が就航している。空港から山形市内へはシャトルバスが便利。空港から山形市周辺の(天童、寒河江、蔵王温泉など)へは空港シャトル・空港ライナーが運行されており、利用には予約が必要だ。

  2. その2

    蔵王温泉へは山形駅からバスで約40分。上山(かみのやま)へは、山形駅からJR奥羽本線で14分、山形新幹線だと9分ほどで、車だと30分で到着する。寒河江(さがえ)へは、山形駅からJR左沢線(あてらざわせん)で26分ほど、車で約30分。天童(てんどう)へは、山形駅からJR山形線で約20分、車では30分ほどで到着する。

  3. その3

    村山エリアは夏は非常に暑く、冬は非常に寒い。真夏、もしくは真冬に訪れる場合は天気予報などをチェックし、衣服の準備をしよう。

  4. その4

    山形県はそばやラーメンなどの麺類が名物グルメ。特に夏に登場する「冷やしラーメン」は、メディアなどでも紹介され全国的に有名になった一品。そのほか、サクランボ、リンゴ、洋梨(ラ・フランス)、米や山形牛など、旅の楽しみであるご当地グルメを堪能できるエリアだ。

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