北海道
利尻・礼文
RISHIRI / REBUN
最北端の離島で、ここでしか出合えない自然の恵みと海の幸を堪能できるエリア
日本最北の離島・利尻島と礼文島へは、どちらも稚内からフェリーで向かうことができる。稚内から60kmほどの距離に浮かぶ利尻島は、島の中央にそびえる「利尻山」がランドマーク。最北の離島となる礼文島は、300種類の高山植物を楽しめ、「花の浮島」と呼ばれる美しい島。どちらの島でも絶景を眺めてのドライブや、トレッキングが人気だ。名産の利尻昆布やウニを使ったグルメを楽しみながら、美しい自然のなかに身を置いて、リフレッシュに訪れる人が多い。隣り合う両島だが、火山活動でできた利尻島と海底隆起でできた礼文島は、成立時代を含めてまったく異なり、目に入る自然の美しさもまるきり違う。この2島と北海道のサロベツ原野一帯は「利尻礼文サロベツ国立公園」として保護されている。
エリアの見どころ
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利尻 島の駅 海藻の里・利尻
- 利尻発のアート鑑賞と利尻ならではのカフェメニューを楽しもう
- 利尻島を愛する人々が運営する島の駅。利尻発のアート「海藻押し葉」の鑑賞と、利尻の特産品を使った絶品のカフェメニューを楽しめる。島の人も利用するので、旅先ならではの出会いを求めて足を運びたい。
- スポットの詳細
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利尻 島の駅 海藻の里・利尻
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島の人のウニ丼
- うまみが強い礼文のウニを豪快に丼で味わえる
- 利尻昆布をたっぷり食べて育った礼文のウニはうまみが強い。礼文島では6-8月はエゾバフンウニ、5-9月はキタムラサキウニと、2種類のウニが採れる。オレンジが濃いエゾバフンウニは濃厚で、キタムラサキウニはややあっさりとした飽きのこない味だ。スコトン岬にある礼文島・最北端の飲食店「島の人」のウニ丼は、採れたてのウニを提供するので、どちらのウニになるのかは訪れてからのお楽しみ。ホカホカのご飯にたっぷりとウニが載った「ウニ丼」の価格は採れ具合で変動するが、だいたい5000-6500円くらいとのこと。舌に載せた瞬間ウニはとろけ、甘みと磯の香りが口いっぱいに広がる。「当店の利尻昆布醤油『磯吟醸』(518円/150㎖)は利尻昆布を使っていて、礼文産のウニと相性抜群です」と言う店長の榊浩佑さんのすすめでウニにそれをかけると、磯の香りがまろやかになり、甘みがいっそう強くなった。ウニが採れないときは、「氷結ウニ丼」(時価)が提供される。
- スポットの詳細
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島の人のウニ丼
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麗峰湧水
- 利尻島の名水、天然のミネラルウォーターを手軽に汲めるスポット
- 「麗峰湧水」は利尻島南西部に位置し、湧水を一年中無料で汲むことのできるスポット。利尻島北部にある「甘露泉水(かんろせんすい)」とともに、名水として知られている。利尻島の湧水は、利尻山に降った雨水や雪どけ水が山の地中に浸透してろ過され、30年以上もの長い年月を経て湧き出したものだ。甘露泉水は登山道の途中にあるため車や自転車で訪れることはできないが、麗峰湧水は島を一周するバスが走る道路沿いにあるため、アクセスしやすいのが特徴。給水場にはあずまやがあるほか、小さなベンチと麗峰湧水に関する案内板があるだけ。簡素な施設ではあるが、島を一周するドライブルートの代表的な立ち寄りスポットでもあり、サイクリングの際には貴重な給水スポットとして訪れる人の喉の渇きを潤している。ちなみに麗峰湧水という名称は「雄大で麗しき峰からの恵みの水」であることから命名されたそう。空のペットボトルや水筒などを忘れずに持参して、自然の恵みともいえる名水をいただこう。
- スポットの詳細
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麗峰湧水
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利尻昆布お土産づくり体験
- 利尻昆布を加工して自分だけのオリジナルのお土産を作ろう
- 利尻島を訪れたら、お土産を自分で作る体験にチャレンジしてみよう。名産の利尻昆布を丸々1枚使い、お土産を3品作ることができる上、昆布に関する豆知識も得ることができ、知的好奇心も満たされるプログラムだ。
- スポットの詳細
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利尻昆布お土産づくり体験
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利尻富士温泉保養施設
- 利尻登山やキャンプ時に利用したい日帰り温泉入浴施設
- 日帰り温泉入浴施設として地元の人に親しまれている「利尻富士温泉保養施設」。薄い黄緑色をした弱アルカリ性の湯が特徴で、温泉プールや足湯も併設されている。利尻山登山にチャレンジする人にははずせない立ち寄りスポットだ。
- スポットの詳細
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利尻富士温泉保養施設
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ミルピス商店
- 利尻の旅人に長年語り継がれ今に続く、最果ての自家製乳酸飲料
- 利尻島の沓形(くつがた)地区の街はずれにあるミルピス商店は、1965年(昭和40)から半世紀以上「ミルピス」を製造販売する店。ミルピスとは、牛乳と乳酸、砂糖などを原材料にした自家製の乳酸飲料で、爽やかな味わいが特徴だ。利尻島を訪れたツーリング族をはじめ、旅人に長年語り継がれてきた名物ドリンクでもある。かつては今より濃い味だったが、地元の学生に振る舞い、品評してもらって味を改良し、今のスッキリ味が確立したそう。その後、オーナー自らが島内で採取した行者ニンニクやコクワ、野ブドウなどを使い、別の味のミルピスも登場した。どの味も喉越し爽快でスッと飲めるので、2~3本飲み比べてみるのもおすすめだ。現在、ラインナップは10種類以上にのぼる。利尻島がデザインされたオリジナルの180㎖瓶と紙の丸い蓋。このちょっとこぶりな牛乳瓶のようなルックスも、レトロ感があっていい。
- スポットの詳細
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ミルピス商店
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さとう食堂
- フェリーターミナルが目の前。利尻の海の幸を手軽に味わえる食堂
- 「さとう食堂」は、利尻島のおもな玄関口である鴛泊(おしどまり)フェリーターミナルの向かいにある飲食店。観光シーズンとなる春から秋までの季節営業だ。ここの人気メニューは「ウニ丼」と「海藻ラーメン」。ウニ丼には利尻島産の生ウニを使用しているが、使うウニは、ムラサキウニやバフンウニなど、直近の漁次第で変わる。タイミングによってはムラサキウニとバフンウニの2色丼を味わえることも。海藻ラーメンには利尻島産のわかめ、ふのり、ぎんなんそう、まつぼの4種が、麺が見えないほどたっぷり盛られている。塩味ベースのラーメンだが海藻の出汁が驚くほどしみ出ており、豊かな磯の香りと味わいが印象的だ。フェリーターミナルの目の前なので、フェリー到着直後や出航待ちの間の食事にはもってこい。ランチタイムのほか、フェリー入出航前後は特に賑わうので、島に上陸したらできるだけ早めに、また島から出る際は乗船手続きや出航時間をよく確認し、余裕をもって訪れたい。
- スポットの詳細
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さとう食堂
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礼文ガイドサービス フラワーコースガイド
- 礼文島を旅するならお花ガイドとともにフラワーコースを歩こう
- 礼文島観光の定番は、トレッキングコースを歩いてさまざまな花を見ること。人気のコースは「桃岩・知床コース(フラワーコース)」。お花ガイドが案内するツアーであれば初心者でも手軽に楽しめて安心だ。
- スポットの詳細
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礼文ガイドサービス フラワーコースガイド
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武ちゃん寿司
- 礼文島の名物グルメ、ウニ丼を食べるならここへ
- 礼文島の名物グルメの筆頭はウニ丼。島内各所で水揚げされた新鮮な生ウニは、甘さがあって絶品、礼文島観光をするのであればぜひ味わっておきたい料理だ。そのウニ丼を味わうなら、島の玄関口である香深(かふか)フェリーターミナル内にある「武ちゃん寿司」。創業から50年弱の歴史があり、観光客だけではなく地元客にも支持されている寿司店だ。武ちゃん寿司のウニ丼には、もちろん礼文島の生ウニを使用。ウニ丼は、ウニの漁期にあわせて4月下旬から9月末までの提供となる。礼文島のウニ漁は例年、4月下旬から9月末までで、そのうち6月上旬から8月末までがバフンウニ、それ以外の漁期はムラサキウニとなる。この店のウニ丼もその時期に獲れたものにあわせ、旬のムラサキウニかバフンウニのどちらかで提供されることが多い。店は乗船待合室の目の前にあるので、利便性も抜群。フェリー到着時や出航前などは、利尻のウニの味を思い出に残そうと、多くの観光客で賑わっている。ウニ丼のほか、ホッケフライ定食やラーメンも人気だそう。
- スポットの詳細
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武ちゃん寿司
人気スポット
旅のヒント
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その1
利尻島へは、稚内からフェリーに乗り1時間40分ほどで到着する。空路であれば丘珠空港から通年、新千歳空港からは夏季のみ利尻空港への直行便がある。どちらもフライト時間は約50分間。
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その2
礼文島へは、稚内または利尻島からフェリーで向かう。稚内からは約2時間、利尻島からは40-45分。稚内便・利尻島便のどちらも北側の鴛泊港(おしどまりこう)に到着するが、夏季のみ利尻島からの便の一部が島の西側の沓形港(くつがたこう)に到着する。
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その3
フェリーは、繁忙期になると混雑するので予約が安心。ただし、予約はしていても乗船手続きは必要になる。出発の1時間前までには港に到着しておこう。
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その4
利尻島・礼文島ともに、フェリー港近くにレンタカー・レンタルバイクのショップがある。
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その5
利尻島・礼文島で各1泊以上し、ゆっくり旅を楽しむのがオススメだが、時間がない場合は、夕方の便でどちらかの島に移動すると1泊で稚内に戻ることができる。
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