全国の窯元スポット一覧

  • 大谷焼窯元 陶業会館 梅里窯
    旅行/観光
    徳島県鳴門市大麻町大谷字道の上30-1
    大谷焼窯元の陶業会館梅里窯は、1968年(昭和43)に春本三次郎氏により創設された。食器や置物、花器などの日用品を主に製造・販売しており、絵付けや手びねり、電動ろくろを使った作陶体験も提供している。陶芸家の丁寧な指導により、観光客でも大谷焼の世界を深く体験できるだ。
  • 末安窯
    旅行/観光
    熊本県荒尾市府本1712-2
    1968年(昭和43)に開窯した末安窯は、国内外で展示会を開き、多数の受賞歴を持つ。3代目の洋介さんは、伝統を意識しつつ、遊び心を忘れず、暮らしに溶け込む器を作り続けている。展示室には英介さんと洋介さんの作品が並び、日用の器はどちらの作品か区別がつかない。しかし、伝統を受け継ぎつつ自由に世界を広げる努力や技が感じられる。特に、ハート型の器は女性から人気で、小代焼の伝統的な雰囲気を保ちつつ、かわいらしい形が魅力となっている。
  • 小石原焼
    旅行/観光
    福岡県朝倉郡東峰村小石原鼓3089-2
    小石原焼は、福岡藩第3代藩主黒田光之が江戸時代前期に肥前から陶工を招き窯場を開いたことから始まった。日常で使う素朴な器を作り続け、大正時代の民藝運動で注目された。1975年(昭和50)には陶磁器として初めて伝統的工芸品に経済産業省から指定された。
  • 瀬兵窯 陶筥
    旅行/観光
    佐賀県伊万里市大川内町丙平尾1964
    伊万里大川内山の瀬兵窯のギャラリー陶筥では、自然と調和したモダンな伊万里鍋島焼の器が展示されている。特に、瀬兵窯独自の技術で作られた「赤刷毛目」や「黒刷毛目」の作品は人気で、天然の色素を生地に吸わせることで独特の淡さを醸し出している。また、シンプルな白磁の皿やカップもあり、日常生活を豊かにする。2階ではテーマ展示も行われ、喫茶スペース「響」でのんびり過ごすことも可能だ。
  • 小代焼 ふもと窯
    旅行/観光
    熊本県荒尾市府本字古畑1728-1
    小代焼は「小岱」とも表記され、これは玉名平野北部の主峰、筒ヶ岳を中心とする小岱山に由来する。以前は「小代山」と書かれていたが、大正時代以降「小岱山」とも書かれるようになり、1955年(昭和30)の「小岱山県立自然公園」指定時に「小岱山」が定着した。焼物の表記は窯元により異なる。
  • 一真窯
    旅行/観光
    長崎県東彼杵郡波佐見町中尾郷670
    波佐見町の中尾郷地区にある窯元。形状の違う30種類以上の「カンナ」と呼ばれる道具を使い、様々な模様を手彫りしたデザイン性の高い白磁を制作している。直売ギャラリー「とっとっと」を併設しており、カップやプレートなどの食器を展示販売している。
  • 陶芸体験 小峰窯/nagi(ナギ)
    旅行/観光
    栃木県芳賀郡益子町益子3169-1
    江戸時代末期の嘉永6年(1853)に始まったと伝わる伝統工芸品「益子焼」の窯元。県立自然公園「益子の森」近くにある工房で、ろくろや手びねり、絵付け体験などが楽しめる(予約制)。人気のろくろ体験は約2時間の所要時間で2点以上の作品を焼き上げるプラン。スタッフが丁寧に指導してくれるうえエプロンの無料貸し出しも行っているため、子どもから大人まで気軽に挑戦することができる。
  • 会津慶山焼
    旅行/観光
    福島県会津若松市東山町天寧67
    会津若松唯一の窯場。文禄元年(1592)、鶴ヶ城の屋根瓦製造のために唐津から陶工を呼んで焼かせたのが起源とされる「会津慶山焼」を今日まで作り続けている。現在の窯元はここ一軒のみ。昔ながらのろくろや手びねり、たたら作りで作陶した作品は、自然な美しさやぬくもりがある焼物として親しまれている。
  • 酔月窯
    旅行/観光
    福島県大沼郡会津美里町字瀬戸町3174
    明治3年(1870)に創業した会津本郷焼の窯元。地元産の原料を使い土、呉須、釉薬による手描きのデザインを施した丈夫な焼物を作り続けている。みしらず柿のモチーフは当窯のシンボルデザイン。酔月窯の作品は他の焼物に比べて壊れにくく、電子レンジやオーブンでも使用できると評判だ。工房では粘土で自由に形を作って色付ける手びねり体験や、黒、青、ピンクの3色でマグカップやお皿に絵を描く絵付け体験なども開催している。
  • 陶房 彩里
    旅行/観光
    福島県大沼郡会津美里町字川原町甲1868-1
    平成19年(2007)にご夫婦ではじめた会津本郷焼の工房。白釉や黒釉など約10種類の釉薬を使って暮らしを彩る優しい雰囲気の作品を作り続けている。会津の郷土玩具・赤べこが顔を出す「赤べこシリーズ」は女性ファンも多い人気シリーズ。カップやぐい呑み、マグカップから赤べこが顔をのぞかせる可愛らしい作品は会津土産に最適だ。ろくろを使った作陶や手びねり、絵付け体験なども開催している。
  • 宗像窯
    旅行/観光
    福島県大沼郡会津美里町字本郷上甲3115
    享保4年(1719)の創業と伝わる会津本郷焼の窯元。恵まれた自然の恩恵を受ける当地で現在でも白鳳山で採れる地元材料にこだわった会津本郷焼を作り続けている。ひとつずつが独特の個性と重厚な存在感を持つ陶器を焼き上げているのは、江戸時代中期の作と伝わる東北最古の登り窯。2011年の東日本大震災で大きく損傷するも「宗像窯登り窯再生プロジェクト」により修復された巨大な登り窯だ。かつて民藝運動を牽引した三巨頭・柳宗悦、浜田庄司、河井寛次郎らが訪れた窯としても知られている。
  • 閑山窯
    旅行/観光
    福島県大沼郡会津美里町松原際2195
    宝暦年間(1751-1764)に初代がはじめて以来、280年にわたって作陶を続けている老舗の窯元。急須の茶こし部分を日本で初めて考案した窯としてもその名を知られている。青磁や白磁、炭化など種類豊富な作品を手掛けており、日用品から抹茶碗まで幅広く取り揃えていると評判だ。いくつか穴をあけたものやわざと欠けを作ったものなど斬新なデザインも多い。あらかじめ予約すれば手びねりとろくろの体験も可能だ。
  • 泰山窯
    旅行/観光
    福島県下郷町大字弥五島字道上3286-1
    黒や茶の窯変で金属的な味わいのある陶器を一点一点心を込めて造っている窯元。遠赤外線とマイナス・イオンを使用し、うわ薬を使用せずに鉄色を出して焼き上げる「鉄瓷焼(てつじやき)」は、一点ごとに形や大きさ・色合いも異なる。体験教室は一週間前までの予約が必要だ。
  • 越中三助焼窯元
    旅行/観光
    富山県砺波市福山326
    チューリップと散居の里で知られる富山県砺波市で、160年にわたり焼き物を作り続けている窯元。地元で取れる土を用い、この土地が生み出した草木から釉薬を作り、作陶をしている。中でも代々受け継いだ、淡く深い緑色の釉薬が特徴だ。要望に応じて陶芸教室も開催してくれる。こちらは要予約となるのでまずは問い合わせてみよう。
  • 平清水焼 青龍窯
    旅行/観光
    山形県山形市平清水50-1
    山形市平清水にある窯元。約200年の伝統を持つ「平清水焼」の陶磁器を5代にわたって制作している。地元の千歳山から採取される原土を使い、山形の雪を思わせる「残雪」と、原土が含む鉄分を活かす「梨青瓷」の2種類の釉薬で仕上げる。
  • 成島焼和久井窯
    旅行/観光
    山形県長井市今泉1812
    長井市今泉にある陶磁器の窯元。米沢藩の9代藩主・上杉鷹山によって開かれた御用窯で製作されていた「成島焼」を復興。長年の研究によって蘇らせた技術は市の無形文化財に指定されている。茶器や食器などの作品を展示販売するほか、各種陶芸体験も実施している。
  • 上神焼
    旅行/観光
    鳥取県倉吉市不入岡395
    北条湯原道路・倉吉ICからすぐのところにある「上神焼」の窯元。初代・音吉による京風のつくりに二代目・三郎(不入)が地方色を加え、現在は三代目・清(伯雅)が伝統を受け継いだ新しい手法の作品を創作している。市内西部に位置するこの辺りは縄文時代の土器が多く出土したことでも知られる地域。粗質の陶土を豊富に有しており、古くから日用雑器が生産され人々に親しまれてきた。囲炉裏を配したどこか懐かしい屋敷には多くの上神焼作品が展示されており、事前に連絡すれば誰でも見学することが可能だ。マグや茶碗等を作る陶芸体験も行っている。
  • 法勝寺焼 皆生窯
    旅行/観光
    鳥取県米子市皆生温泉2-19-52
    江戸時代の頃からこの地に伝わる「法勝寺焼」の窯元。昭和36年(1961)に受け継がれた皆生の窯で、皆生海岸の白砂や日野川の砂鉄などを使った作陶を行っている。地の恵みを原材料とした焼き物は素朴ながらも温かみのある上品な風合い。しっくりと手に馴染む器には普段の暮らしの中でいつでも側に置きたい魅力が詰まっており、家族や友人へのお土産に最適だ。事前に予約すれば最大30名まで利用可能な陶芸体験も楽しめる。
  • 石州 宮内窯
    旅行/観光
    島根県江津市二宮町神主2211-3
    島根県西部に位置する石見地方で1970年代から続く窯元。堅牢な大型のかめ・はんどうに象徴される江津の伝統工芸品「石見焼」を作り続けている。「石州」と呼ばれるこの辺りは古くから作陶が盛んに行われていた地域。宮内窯のある地区は石見地方の製陶伝承において最も古い土地と言われている。伝統工芸士による丁寧な指導を受けながら、湯呑みやお茶碗などを作る陶芸体験を楽しむことも可能だ。伝統的な大物作りで培った技術は日用食器や傘立、庭園セットなど現代の生活に沿った実用陶器に脈々と受け継がれている。
  • 雲善窯
    旅行/観光
    島根県松江市玉湯町布志名428-8
    古く江戸時代に松江藩の御用窯として始まった250年近い歴史を持つ窯元。JR乃木駅から車で約4分の距離にある工房で、伝統の「布志名焼」や現代の生活にも馴染むモダンなデザインの生活陶器などを作り続けている。かつて手掛けていたのは当代一流の茶人である藩主・不昧公好みの茶器。当時の名品の写しを好んでいたため、京都を思わせる繊細で雅な佇まいをしているのが特徴だ。近年では出雲青磁・海鼠釉を使った温かみのある優しい青の器やエキゾチック文様の器なども手掛けている。

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